
夜の渋谷。バーテンダーの仕事をする由佳里が、
真有と香織に、青山との夜を話し出した
『由佳里、どんな店に行きたいの』
そう電話で、青山から聞かれた由佳里は
『私が、行った事が無いような、ドラマに出てくるようなお店が良いです』
そんな会話をして、由佳里が連れていかれたのは
港区のビル屋上にあるレストラン。お店の外にはプール。周りに東京タワー、六本木ヒルズ
『本当だ。ドラマで見た事ある店ですよ。嬉しい』
笑顔で喜ぶ由佳里に、青山も笑顔で
『良かった。この間、家に来た日は、道で暗い顔してたからね』
イタリアンの食事、最初にシャンパンで乾杯
『あの日は、本当に御免なさい。青山さんに会いたくなって』
由佳里が申し訳なさそうに話す
『大丈夫だよ。うちの娘、俺に似て可愛いかったでしょう』
青山が由佳里の気持ちを紛らすように笑顔で答えた
『青山さん、ひとつ聞いていいですか』
『いいよ』と青山
『表札に、青山さんと莉奈ちゃんの名前だけだったのは、奥さんいないのですか』
そんな由佳里の質問に、青山は笑いながら
『だって、俺は、指輪もしてないし、奥さんがいるって言った事もないよ』
青山の答えに、再び、由佳里が問いかける
『別れたの!?聞いちゃいけませんか』
『俺は、結婚した事ないよ。母親には、早くしろと言われるけど』
笑いながら答えた青山に由佳里が話す
『だって、莉奈ちゃんもいるし。それじゃ、この間、表札に』
『莉奈ちゃんの名前の上に、今だけと書かれてたのが、気になってました』
少し考えるように話し出した青山
『あの子は、今、7歳だけど、2年前に俺に神様が与えた責任かな』
『でも今は、神様が預けてくれた贈り物で、莉奈がいるから俺は、頑張っている気がするよ』
そんな青山の話しに、由佳里が
『よく意味がわかりませんよ』
そう言った由佳里に、青山が笑顔で語りかけるように
『その話しは、食事が終わったらするよ。由佳里が考え込んで、食事しないと困るから』
イタリアンの食事に、白を飲み赤になったワイン
酔いも手伝い笑顔で、モデルの事、夜のバイトを話す由佳里
そんな由佳里が、突然、青山に投げかけるように
『青山さん、私を買ってください』
その言葉を聞いた青山が、笑い声で
『俺が、由佳里を買うの!?幾らで』
青山の笑い声に、真剣な顔で返す由佳里
『冗談じゃないですよ。青山さん、私の気持ちをわかってるのに、答えてくれないから』
『三千円でも百万円でも良いです。女だって、そんな気持ちになる事があります』
由佳里の言葉に、青山は
『女にも、いろいろだと思うけど。俺は、お金で人は、買えないかな』
『よっし!由佳里に見せたい店あるし、莉奈の話しもしたいから、次の店に行こう』
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第10話おしまい
次回、いよいよ青山の過去に!?由佳里は!?
いろんなコメントに流されて!?この展開・・・・1話から何故!?こんな流れになったの(=_=;)