雨が上がり。酔った若者、サラリーマン。呼び込み達が行き交う渋谷の裏通り

居酒屋を出た真有と香織が、少し歩き。細い階段を2階まで上がる

BARと書かれた店の扉をあげる香織

『香織さん、いらっしゃい』

そう言って出迎えた由佳里と数人の店員

『由佳里、頑張ってるね。今日は、紹介したい友達を連れて来たよ』

そう由佳里に言って、真有を紹介する香織

『初めまして、由佳里と言います。席は、カウンター席で良いですか!?』

由佳里が真有に向かい。頭を下げ、尋ねながら挨拶した

『こんばんは、じゃ。この席に座りますね』

真有も由佳里に頭を下げ、席に着く真有と香織

香織が、2人のカクテルを注文して。由佳里が2人の前で作る

そんな中で、真有を由佳里の働くバーに、連れて来た理由を話す香織

暫くして
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真有には、ライチで味付けした白いカクテル

香織に、桃で味付けされたピンクのカクテルが、置かれ

由佳里が、2人にカクテルの説明をして、真有と香織が口をつける

『甘くて、飲みやすいですね』

真有が、笑顔で
香織も由佳里に向かって

『由佳里、また、腕上げたね』

由佳里が2人に向かいお礼を

『ありがとうございます』

暫く、出されたカクテルの作り方やこの店に来た理由を話していると

『由佳里ちゃんて23歳だよね。それに、凄く綺麗だし、モデルなんだよね』

真有が由佳里に尋ねた

『綺麗は、わかりませんけど。モデルは、たまに雑誌やイベントに参加するくらいです』

そう答えた由佳里に、真有が更に尋ねる

『何故、バーテンダーやってるの!?』

少し考えて由佳里が答える

『真有さん、青山さんを知ってて、今日、ここに来たんですよね』

『私が、バーテンダーやってるのは、青山さんに言われた事が理由です』

更に、由佳里が話しを続ける

モデルだけで、生活が出来ない理由からスナックで働き

たまに、身体に触れたり、求める客もいて。自分が何をやりたいのか見失いかけた時に、青山と出会い

モデルでも、他の仕事でも夢が社会にあるなら、人と向き合い、本当のつながりが大切

人と人が、つながるための一歩目は、会話だと言われ。内面は人と交わった数と深さで磨けるからと

青山にバーで働くバーテンダーを見せられて。バーテンダーは、お酒を作るだけでなく。雰囲気と会話を演出するのを感じた事

そんな話しを由佳里がしている中、香織が叫ぶように声をあげる

『あっ!青山さんから、メールの返信が来たよ』

『それに、真有さんが由佳里に聞きたいのは、由佳里が青山さんと付き合ってるかでしょう』

笑いながら話した香織が、携帯を覗く

《青山から香織への返信メール》

お疲れ香織
いや!?疲れてるのは俺か!?
香織は、これから仕事!?頑張って
人の気持ち、心と言葉があるから、理解が難しい難問に挑む香織に敬意を評するよ
そして!俺が申し入れの件にYESと言える日本人だったら
今頃、大会社の役員だったけど!?そんな器じゃなかったみたい(笑)

メールを読んだ香織が、真有と由佳里にメールを見せながら笑い叫ぶ

『また、回りくどいストレートで恋心撃沈された。悔しい!』

『真有さんへの返信も早く来いだよね』

それを聞いた由佳里が、つぶやくように話す

『たぶん。今の青山さんは、誰とも男と女の関係にはならないと思います』

『私、青山さんの家に行った事があり、知った事があるんです』

由佳里の話しに、顔を見合わせた真有と香織


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第8話おしまい
次回、青山の秘密!?真有への返信!?そして新たな展開

引っ張るな~。マジ!?連ドラの乗りになったかも(笑)
次回!青山の秘密に!?涙するはずです。
ハンカチとティッシュの用意を・・・・小学生か!?
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夜の渋谷。渋谷マークシティーが出来て変わる、井の頭線改札口周辺

昔ながらの居酒屋、キャバクラや洒落た店が並ぶ。そんな街で語り合う真有と香織の2人

香織の言葉に、不思議そうに真有が問いかける

『知らないって!?香織さんか由佳里さんが、青山さんと付き合ってるの!?』

悪戯な微笑みを浮かべた香織が、真有の顔を覗き込むように

『実は、私が青山さんの彼女なんだ』

暫くの沈黙で、笑いながら話し出す香織

『嘘だよ。私は、ふられたよ』

香織の言葉に真有も話す

『ふられたの!?私もあの夜、ふられたような気がしてる』

新宿の深夜。香織が働くスナックを出てからの青山との行動を(04話)すべて香織に話した真有

その話しを聞き終えた香織が、大きな笑い声で話し出した

『青山さん、格好良すぎだよ。らしいと言えば、青山さんらしいけど』

そんな香織の姿に、真有が

『笑わないでよ。そんな事が有ったから、今日、香織さんに会いたくて』

『なるほどね。でも!それなら、ふられてないよ』

『私は、完全に撃破された感じだらね』

真有に対して、答えるように話した香織が、更に、青山との話しを続ける

由佳里が新宿のスナックを辞めた後に、由佳里と付き合ってないなら

香織が青山に付き合ってと言って、断られた事と理由

モデルをしている由佳里の顔やスタイルを選ぶのか青山に尋ねた答え

由佳里の頑張ってる姿に勇気づけられるから応援したいと、青山に言われ

その時も、あまりにも格好良く交際を断る青山に、香織が青山の首を絞めた事を話した

その話を聞き終えて、今度は、真有が笑いながら尋ねる

『本気で、青山さんの首を締めたの?』

『何か!?ムカついたから、死なない程度に絞めたよ』

笑いながら答える香織に、真有が再び尋ねる

『青山さん、由佳里さんと付き合ってるのかな!?』

『青山さんにメールして聞いてみたら!?悪戯メールでもして』

その香織の悪戯メールの言葉

青山を困らせるメールで、盛り上がり出して楽しむ2人が青山へメール

《真有から青山へのメール》

こんばんわ
お仕事、終わりましたか!?
今日は、困った事があってメールします
さっきまで、新宿の香織さんとメールのやりとりしてたら
香織さんから、青山さんとの付き合いを、応援してと頼まれました
いろんな事あるけど、私は、どうしたらいいの?

《香織から青山へのメール》

お仕事、お疲れさま
今日、真有さんとメールして
真有さんは、青山さんと関係ないらしいから
今から、由佳里と会って由佳里の気持ち確認したら!
もう一度、青山さんと付き合う話したいよ

適当に時間をずらして、2人のメールを青山に送信

楽しそうな小悪魔微笑みで、青山からの返信を待つ2人

『悪戯メールもしたから、そろそろ、連れて行きたいバーに行こう』

『真有さんがビックリする事が、連発するから』

再び、含み笑いの香織の声で席を立つ2人

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第7話おしまい
次回、バーで何が起きるか!?青山の返信は!?由佳里とは!?

今回は、桃さんリクエストの凹む青山
首絞められたり、悪戯メールされたりでしたが!?

次回は、このちゃんさんリクエストの小悪魔の上行く青山になれるか!?
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小雨模様の渋谷。東急プラザ前

路線バス、タクシーの列で混み合う道。傘をさした人波の雑踏。

『御免なさい。待ちました』

渋谷駅からの横断歩道を、真有のもとに駆け寄ってきた香織

『大丈夫だよ。私も今来たばかりだから』

そう答える真有に、香織が

『雨も降ってるから、このビルの裏のお店で飲もうか!?』

『それに、連れて行きたい。バーが近くにあるから』

そう言って、意味ありげに微笑んだ香織

3分ほど歩き、ビルの2階にある創作料理の居酒屋に入った2人

メニューを見ながら、お互いの食べたい物や珍しい物を注文して

カクテル系のアルコールが、テーブルに運ばれ

『再会に乾杯』

お互いに、夜の店の話し、お客の話し、そんな会話と食べ物で打ち解けだした2人

『この間、何故、うちの店で泣いてたの』

香織が真有に尋ねる

『恥ずかしいな。普段は、人前で涙なんか、流さないけど』

『あの時は、何となく自分が、悲しい気分になって』

そう答えた真有に、香織が同調して

『わかる。わかる。私も人前じゃないけど、一人の時に、何故か!?涙が止まらない事あるよ』

その言葉で、真有が再び話しだす

『何故なんだろうと思うけど、青山さんの横顔見てたら、涙が零れたんだよね』

それを聞いた香織が笑いながら

『それも、わかる気がするよ。』

『青山さんって、いろんな話ししたいと思うけど。みんなと楽しそうに話してるから、なんとなく寂しくなるよね』

今度は、真有が香織に、同調するような笑い顔で話しだす

『でしょう。聞いて欲しい事や話したい事があるから一緒にいるのに』

『他の人達と楽しそうにしてるの見てたら、私って何!?そんな疎外感みたいな気持ちになるよね』

お互いの青山との関係を気にしながらも、青山についての話しを始めだした2人

『真有さん、青山さんと付き合ってるの!?』

香織が真有に問いかけた

『付き合うって!?だって、青山さん結婚してるし』

そう答えた真有に、香織が真有の顔を見て、含み笑いを浮かべ

『そうなんだ。付き合ってないし、やっぱり知らないんだね』

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第6話おしまい
次回、バーの秘密!?知らない青山の過去!?そして2人の想いは・・・・

益々、複雑な妄想に入り!?コメントリクエストも加味した展開へ(笑)