1冊の本を読んだ。


社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由/板倉 雄一郎
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元ハイパーネット会社社長、板倉雄一郎氏が出版した本である。

【1997年12月24日、僕は東京地方裁判所の前に立っていた】


から始まるプロローグ…


胸が締め付けられ、目を覆いたくなるはじまり…



板倉氏は会社を設立。


わずか数年で、住友銀行をはじめ、

各金融機関から総額約20億円の融資の申し出があり、


その後、アスキーと契約。


ソロモンブラザーズから、ナスダック公開の提案を受け、


ニュービジネス賞を受賞。


そして、あのマイクロソフトのビル・ゲイツ会長と会談。




日本の頂点に立つべき会社が自己破産の宣告を受ける。


読まない訳にはいかないと感じた。


倒産した会社の社長が本を出版となると、


芸能人がよく出版する、“暴露本”


みたいなイメージにとらわれ、


当事者と関係があった、


例えば、債権者の悪罵を浴びせるような


内容と思われがちだが、


決してこの本はそうではない。


むしろ、その逆。


起業から、倒産までを振り返り、


分析した結果、自分に全責任があるというのだ。


板倉氏は、”社長失格”と言っているが、


(結果、一つの会社が倒産し、他人に影響を与えたのは事実。)


私は、完全に失格だとは言い切れないし、


偉大な人物であると思う。


こうなった今でも、評価し続けたい、尊敬できる人である。




組織というものを理解していなかったとか、


細かい事は分からないけど、


当時の、時代や運、タイミング、


色んな事が重なってしまったというのも、


倒産に導く要因の一つであるように思えた。


決して、本人の失格だけに終わらないと…




これから起業に携わる私としては、


現社長が成功事例を出版する本を読み、


自分もこうなるんだとモチベーション上げる為に


読むことはもちろんのこと、


板倉氏のように、


元社長自らが身を持って体験したことからも、


得るべき事があると感じた。



これから、社長の一番近くで経営に携わる身として、


色んな観点から物事を判断できるような人物になるべきだと、


心して、感じました。

貴重な1冊の本になりました。