数本ほど前の記事に、タイヤに関する記事を少し書きました。普段使い用で、駅の駐輪場に雨ざらしのまま置きっ放しにする自転車用に何かいいタイヤはないものかと。

 

その記事では、数回使って好印象だった廉価タイヤの「ミシュラン リチオン2」か、その後継の「リチオン3」か、という選択だった訳ですが、今回の記事はそのタイヤの選択の話はどうでもいいのです。結局のところ下駄バイクで通学用の為、冒険する事はせず使い慣れたリチオン2を買いました。

 

注:本記事中ではカーカスとサイドウォールがゴチャ混ぜで記載されている箇所がありましたのでご指摘により訂正しました。

 

 

まぁしかし、このタイヤは「高級タイヤ」と呼ばれるモノからは対極の位置にあるタイヤでありまして、2本セットで4000円な訳です。ただ、先の記事でも書いているように、僕はこのタイヤが好きなのであって、機会があれば ぜひ皆サンも試して欲しいのであります。このタイヤはケチケチ使うものではありません。最高のグリップを確保する為に、走りに出る度にヤスリで削って使うくらいがちょうどいいのです。トレッド面は絶えず劣化し続けています。ジャンジャン皮を剥いて「オイシイゾーン」を楽しんではいかが?

 

 

 

ちなみに、

重量は25cの実測が上の通り259gでした。重いといえば重いですが、僕が自転車を始めた頃(と言っても10年以内ではあるが)は23cの少し重めのタイヤがこれくらいだった気がするので、個人的には許容範囲内です。(それでも軽いタイヤは正義だとは思うし、できれば軽いタイヤを使いたい)

 

 

 

 

見ての通り艶消しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで、やっと本題です。

 

今回タイヤを交換したのは、タイヤの寿命がきたからではなく、雨ざらし下での放置(駐輪)によりタイヤが劣化してしまったからなのですが、今回はその対策をしようと思います。

 

 

とは言っても、ただ耐候性のあるタイヤを買っても芸が無い、、って事で、こんなのを買ってみました。

 

 

ケミカルでお馴染みのワコーズから出ている、どうやら自動車用のタイヤコート剤です。ロードバイク用のタイヤに塗布して良いのかは些か不明瞭ではありますが、タイヤに違いは無いですし「自転車用タイヤへの塗布は禁止」とも書いていないのでトライしてみます。

 

 

 

以下抜粋

〈特徴〉

スーパータイヤコートは特殊合成ゴム配合のタイヤ保護・艶出し剤です。微細なヒビ割れやあれた表面を皮膜により隠蔽し、ツヤを出して保護します。

 

 

らしいです。

僕はこのネーミングにビビッときてタイヤ保護用にと購入したのですが、amazonの評価欄では主に「ツヤ出し」に対して評価されており、肝心のタイヤ保護の性能は不明です。あと、自動車業界ではタイヤはツヤがある方が良いというのを知りました。

バンパーにも塗布可能とのことですが、バンパーにタイヤ保護剤を塗布して何をしたいのか、かなり気になるところではあります。バンパーはボディのツヤ出しとは異なりタイヤの保護剤を使う理由がどうも分かりません。

 

 

 

 

 

という訳で、艶消しタイヤに塗布したらツヤありタイヤになりました。

 

 

 

 

 

 

 

特別に「ツヤ消しタイヤ」にこだわっていた訳ではないので、タイヤが光ろうが光るまいがドウデモいい事なのですが、汚れにくそうにはなった印象です。下駄バイクはロクに洗車もしないので、その点では良い気がします。

 

 

まだ走ってさえいないので、明日にでも走ってみます。(というか、明日も普通に通学なので嫌でも乗る事になるんだけど)

 

 

 

 

そんじゃまた

 

 

9/Nov/2019追記

コーナーリングの際、バイクを倒し込んだらコートされた箇所で路面を掴んでしまい、グリップを失い見事に大落車しました。サイドウォールのみに塗布し、トレッドにはかからぬよう注意したつもりでしたが甘かったです。ご使用の際は十分お気をつけください。

その際、路面は若干のウエットでしたので、100%タイヤコートの影響とも言い切れませんが、経験より滑りやすかったのは確かです。