あー久しぶりだ。

 

 

 

暑いですね。ウデダコになりそうです。

 

なぜか毎年の様にフレームを一本は購入している僕ですが、今年も手を出してしまいました。一目惚れみたいなものなので、もう理屈云々ではありません。気がついたら支払い方法選択のページが開かれていました。

 

そんなこと言って、オメー走ってんのかよ、と問われれば、正直去年よりも走る走らないの騒ぎではない程走れていないのですが、まぁ機材に関しては走るのとは違う趣味と思える様にもなってきたのでokです(何がokなんだ??笑)。

 

 

 

買ったのはコイツ!

 

oscaという茨城のnjsフレームビルダーさんが作ったものの様です。と、もはや中古である事が当たり前になってますが、新製品以外の新品に特別な魅力も感じてないので結構です。ただ その分、新品を買った時のコーフンが とてつもない事になり、最近はそれが快感にもなってきました。ビンボーもここまで極めるとお得ですね。

 

 

 

 

 

さて、先ほど一目惚れと書きましたが、僕がデレデレになったのはこの箇所です。

 

 

うーーーーむ!!!カッコイイ!!!!!

クロモリの極細モノステーでございます。もともとモノステーの自転車はかっこいいと思っており、タイムや以前所有していたフォーカスもモノステーでした。ただ「モノステーだから」という理由で購入したのはこのフレームが初めてです。

 

正直クロモリのビルダーは、ナカガワやケルビム、レベル程度の有名どころと地元のビルダーしか知らずオスカというのは初めて聞きましたが、この細いモノステーに刻印される「OSCA」はメチャメチャ イカしてると思います。青に黄色ってのもイイセンスですね。

 

 

 

 

 

 

 

当然、普通2本生えているシートステーの付け根が、1本に集約されていますので、後ろからの見た目はこの様になります。

 

 

そう、後ろから見るとヘッドチューブまでが重なって見えるのです。イイですなァ〜。エアロ効果もアップです とかそんな御託はほっといて素直にカッコよくてロマンに溢れてると思います。(どーでもイイけど、この青のフレームにMavicのsscブレーキの黄色ロゴがよく合ってるね)

 

 

 

 

 

 

さて、フレームの構成パーツですが、コロンバス(コロンブス?)のラグを使っている様です。少なくともどっかの安物エンドではない様です。フレーム重量は1500〜1600gらしく(実測はまだ)、クロモリにしては驚異的に軽いです。フレームサイズもあるでしょうが、めちゃ薄のパイプが使われてると想定すると、パイプも安物ではない可能性が高いです。

 

現行品では絶滅したロードエンド規格のエンド形状です。調節シロが短いのでショートエンドというのでしょうか?時代モノのフレームはほとんど新規の開拓なので、知らない事ずくめで大変面白いです。まるで新しい趣味を見つけた様です。

 

ストレートドロップエンドに慣れきっている平成ライダーからすると、何とも危なっかしく思える固定部ですが、改造リアメカで実験を重ねている僕からするとリアメカ固定位置とハブシャフト軸の位置が可変調節できるというとてつもなく素晴らしいシステムなので、実験に大いに活用させていただきます。ガッツリ走るときはチェーンステーが一番短くなる様にセットするかなぁ。短めのチエンステー好きなので。

 

 

 

 

 

 

 

フォークはこんな感じの曲がり。個人的には先曲げタイプが一番好みなのですが、まぁここは中古なんで仕方がない。下品なカックンタイプでないだけマシですか。ヘッドは当然1インチです。jisかitaかはまだ測ってないので分かりませんが、最終的にはDura-Aceのヘッドパーツを積みたいのでjisであって欲しいです。

フォークの精度は恐ろしく良く、ハブ幅にピッタリでありつつスルッと抜けるモノでした。こーゆーのはなんか気分的にイイです。

 

 

 

さて、驚いてのはブレーキアウター受けです。ロードエンドを使うほど昔のものなのですが、ナント内装式です。しかも、フルアウターではない神仕様!!ワイヤーを通すのはメンドくさそうですが、フルアウターは大嫌いなので願ったり叶ったりです。

 

 

 

テキトーにペチョッとパーツをつけてみるとこんな感じ。全景を撮りたかったのですが、部屋が汚すぎたので悪しからず。

写真の状態でサドル高は685程度と僕の常用帯です。フレームサイズは実測センタートップで500mm程度でした。若干ヘッドが短い気もしますが、スレッド式の分厚いヘッドパーツも入るので見た目的にも許容範囲内です。

 

 

早速通学バイクとフレーム入れ替えして乗り回したいのですが、ここで問題がいくつか。

まず、余りの1インチヘッドハーツがない事、シートピラーの径がうちにあるいずれとも合わない事、さらに、そもそも組む時間と無いパーツを探している心理的な余裕がないという致命的な事。。。うーむ困った。

 

 

最大の欠点はピラーの径が不明な事です。これだと買うに買えません。開口部をノギスで測ると27.4mm程度で、27.2mm規格のピラーが入るのですが、奥まで挿し込めません。この時代の規格なんで、おそらく27.0か26.8なのでしょうが、一か八かにかける勇気がありません。上の写真で何となく刺さっているピラーは、我が家の完成車12000円のハイテンバイクの26.0mmというなかなか聞かないもので、それだと当然ユルユルなのです。

 

 

 

おそらく今年、乗れるほど楽ではないのでゆっくり探して楽しむ事にします。

参考までに、価格は送料込み入れて25000円程度で、それなりにお得だったと思います。

 

前から書いてる通り、正直ハイエンドコンポーネントにロマン以外の価値を見出していない(正確には見出さなくなった)ので、soraあたりのコンポでじっくり組みたいです。と、こうなると、超低価格バイクが完成しそうな気がしますので、いっその事ブログのネタ的に「60000円制限」とか価格制限付きでどれだけイイものが組めるかとかやってみたくなりました。

 

 

中古品を色々と買ってきましたが現状、安かろう悪かろうなど、中古の世界では通用しません。古くて汚くてもイイものはいいし、修理メンテナンスすれば良いと思ってます。

無難な中古品の選び方から始めて「お買い得な中古バイクを作ろう」とか、そんな企画も面白そうと思ったり思わなかったり。自動車と比べて自転車は中古市場になかなか目を向けられず「中古自転車・フレーム・パーツの買い方」なんて本もみたことがないので、先駆者になれるかもなんて汚い腹が丸見えですが、ビンボー人は目を肥やすことが得意なんで、ある意味そこが僕の強みかもしれません。

 

 

 

 

 

と、まーこんな感じ。更新頻度は落ちますが、ストレス発散にちょくちょく更新できたらと思います。

バァイ!