明けましておめでとうでございます。
読者の方々におかれましては、昨年中大変お世話になりました。ブログの閲覧から、様々な情報の提供など、感謝の念が絶えません。
今年もどうぞヨロシクお願い致します。
2019年 元旦
この様な定型文的な挨拶は大変苦手なので、サッサと本題へ入ります。
これまで散々焦らして(騙して)、きた時期コンポ事情ですが、この忙しい年始の昨日、やっと決定した模様です。
epsから乗り継いだdi2が我が家を離れてから、機械式のレコードに始まり、sramのforce、shimanoのsoraを匂わせながらも最近に至っては中国(台湾?)のsensahという新興ブランドまで時期候補に取り上げ始めた当ブログですが、とうとう決まって、注文まで確定させたのです。
焦らしてもしょうがないので書きますと、
ウルトラシフトのカンパニョーロ 11s
です。
御多分に洩れず今回も中古で買い揃えたのですが、クランクに関してはデザインがお気に入りのfsaのsl-kのカーボンクランクがあるので用意してません。
(ウルトラシフトとは一気に5段シフトアップが可能なシフターです。カンパはシフトアップが一段ずつのパワーシフトもラインナップしています。)
また、何かのグレードや年代で統一していませんので、揃えたものを一式書き出してみます。
レバー 2010年 アテナ 11s ウルトラシフト
リアメカ 2007年 コーラス 10s
fメカ 2007年 コーラス コンパクト用
ブレーキ 2007年 ヴェローチェ スケルトン
まず、大抵の方が不思議になるのは、リアの段数と、レバーのシフト段数が揃ってないところだと思いますが、カンパニョーロにおいては、その点は全くと言って良いほど ドーデモ良い 固定観念です。
カンパは9s時代からフリーボディ幅が変わってません。つまり、リアメカの作動範囲は変わっていないということです。だから、変速段数はレバーに依存されます。年代別のメカにおいて変化したものは重量とメカの剛性、耐久性とプーリーケージの長さ、それから各部の抵抗削減程度です。
シマノの場合はフリーボディ幅が段数により変化してるので、リアメカの作動範囲も変化しています。基本的にフリーボディの短い少段数用のメカをボディの長い多段数環境下で動かすことはできません(実際は出来るけどね)。逆は可能です。(でもDura-Aceのリアメカをsoraのシフターで動かす人は居ないなー 笑)
これらにより、カンパの場合はリアメカとシフターの段数制限はほとんど無いに等しいです。(段数≧9sの範囲)
2007年のコーラスのメカはというと、
上のメカは一見フロント3速用に思えますが、実はコンパクトチェーンリング用です。これは僕も知りませんでした。
僕はこのコンパクト用を購入しています。恐らく暫くしたら52×36に戻しますが、その時はまたノーマル用を買い足せば良いだけの話です。この時代のものはかなり値が下がってきましたのでありがたいです。
リアメカと合わせて9000円弱でした。
ブレーキはこれです。ブレーキに関してはmavicの名ブレーキ、「sscブレーキ」があるので買わなくても良かったのですが、去年の12sコンポの発表と共にカンパのカタログから写真右のシングルピボットが消え、コレクション用に買っておこうと思い買いました。
いえ、正直に白状しますと送料込み5000円未満で安かったからです。
しかし、カンパのシングルピボットは使った事がないので、興味本位もあります。
写真を見る限り、ブレーキシューのフネが無い、シューと一体成型のものですが、これはウチに転がってるテキトーなフネをつければ良いでしょう。
そんで、カンパを使う理由とも言えるブレーキ/シフターですが、
というか、アテナのグレードでウルトラシフトを出しているのは、この年、このデザインの時のみです。レバーがカーボンなのがポイントです。(コーラスepsのレバーがアルミ/カーボンのハイブリッドだった事を考えるとこれもハイブリッドか?)
前から言ってますが、僕は気温10〜5℃程度ではグローブをしないので、アルミ製のブレーキレバーが冷えて握れなくなるのがダメなのです。ブレーキレバーは防寒の為カーボンに限ります(笑
このレバーを選んだ理由ですが(まず安くリーズナブルな価格で出品されてたのはありますが)、実はこの時代のデザインやシフト感が好きだからです。
最近のレコードなどは、レバーのネームに赤の差し色が入ってたり、無闇に巨大化して個人的にはあまり好きではありません。
シックでかっこいいなぁ!!
また、カンパの4アームクランクが登場した2014年〜のシフターのシフト感は、実はあまり好みではありません。公式ではほとんど変化はない、、って事になってたと思いますが、シフトの角が取れてカンパ特有の「カンッ カンッッ」ってシフト感が薄くなった気がします。
やはり個人的には、カンパ独特のパキパキ変速を愉しむなら、古ければ古いほうがいいのです。
そして、ウルトラシフトを採用して、リーズナブルで、カッコいいと言ったら、この年のこのシフターになったのです。
この1年前も1年後もダメなのです。1年前はモデルが存在しませんし、一年後はパワーシフトになってしまいます。他のモデルは高くて手が出ません。
って事で買ったはず何ですが、、
購入した商品の画面に良からぬものが、、
(パワーシフトとは一気5段変速ができず、一段ずつパチパチやるタイプです。)
ああああああああーーーーーー!!!
なにーー????
レバーのデザインから年代を勝手に想定してウルトラシフトと判断してしまい、説明をよく読んでませんでした。
しかし、こんなことがあるのでしょうか?
たしかにカンパのレバーは交換が容易なのでパワーシフトの変速ユニットに、ウルトラシフトのレバーを取り付けることは出来ます。でもそんな面倒な事をするヤツがいるのか??
商品画像は複数ありました。
パワーシフトはシフトアップが一段ずつなので、ブラケット内側のレバーの可動域が狭くてよく、レバーの下の切り込みは存在しないはずなのです。
右は、、
ウルトラシフトに見えるけど、、パワーシフトに見えなくもない、、。
一枚上の写真の切り込みの内部のように、レバー下にギザギザがあればウルトラシフト確定なのですが、上写真ではちょうど隠れていてよく見えません。
パワーシフトの写真です。(他ブログさんより拝借)
でも、僕の記憶ではパワーシフトはレバーの付け根から銀のパーツが見えないのです。少なくとも以前使ってたポテンツァのレバーでは見えませんでした。(上写真はポテンツァではありません)購入したものは、多分ウルトラシフトだと思いますが、説明にパワーシフト、一緒に写っているマニュアルにもパワーシフトと有るだけに不安です。パワーシフトなら買った意味がありません。5段一気変速の「ウルトラ」でなくてはダメなのです。
出品者の方が、マニュアルだけを見てパワーシフトと判断している事を祈りたいのですが、無神論者の僕は誰に頼めばいいのか分からず困ってます。
いやー、パワーかウルトラか、神のみぞ知る、、、。オシャカ様でも知らぬホトケのお富さんですな。
ちなみに、価格は15000円を下回りましたので、それなりに安く手に入ったと思います(ウルトラシフトであれば、、)。ヤフオク相場的にはフツーだけど。
多分1週間以内くらいには届くんで、コレについてはまた書きます。
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散々「forceに決めた!」みたいな事言ってましたが、結局カンパにしてしまいました。スラムは自分で運用したことがないので試してみたい気持ちもありましたが、カンパが好きなので、結局epsやDi2の様にすぐに手放してしまうのがイヤだったのです。自分にとって気に入らない機材でも、買って1000kmや2000km程度で手放すのは機材が もったいないというか、、かわいそうな気がしてなりません。
結局カンパに戻るなら、スラムは様々な試乗会で試させてもらうとして、やはりカンパにしてしまおうと思ったのです。あとは、フランスのユーレーが買収されてアメリカの企業になったスラムですが、トランプへの税収につながるアメリカ企業の製品を買いたくないという不買運動的な意味合いもあります。フランスでのデモが、暴徒による野蛮行為的に報道されてた日本のメディアには久し振りに腹から大声で笑いましたが、形はどうであれ我々庶民が事を起こさずして何が変わるのか聞いてみたいところです。
年明け早々こんな長&駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
今年の当ブログの目標。
「分かりやすく丁寧にモノを書く」
本日から実行しているつもりです。わかった人いるかな??(^_^;)
今年もよろしく(^^)v