こんばんは(^_^)
はい。そうなんです。
これはそのままの意味ですが、複雑というよりは難しい、若しくは面倒である。と言った方が正確かもしれません。
天気予報によると今日は雨のはずでしたが、何故か朝からペッカペカで、昼過ぎになってライドへ出かけた週末です。
となると、この記事が不要どころか不正確な記事になり得ますが、「こんなこと思ってる時もあった」という記録にはなるので残します。
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さて、本日は久しぶりのepsの記事です。
初めてのepsインプレ記事ですね!
僕が今まで使ったことのあるコンポーネント形式は、
シマノ 機械式、
カンパニョーロ 機械式(パワーシフト)、
カンパニョーロ 機械式(ウルトラシフト)、
そして今回、
カンパニョーロ 電子式(eps)
の、今回のepsは抜き、3種類の形式を運用したことがあります。
この中での比較インプレとします。
自転車の機材は1000km使わないと、感想を述べるべきではないと最近思うようになったので、取り敢えず1000km走ってみました。(すげーぞ!今月1000kmいった!!!)雑誌とかの2,30km走ってこのフレームはどうこう、、ってのは論外だと思います。製作者に対して失礼も過ぎるわ!
26/Nov/2017追記
カンパニョーロの方々、更に、これを読まれた方、申し訳ありません。
今朝になってプーリーゲージが歪んでいたのを発見しました。中古品を購入し、部品のチェックを怠っていた私のミスです。
修正し、再度乗り込んでから追加インプレをさせていただきます。
正直、カンパがこのレベルとは、、とかなり落ち込んでいたので壊れていてホッとしました(^_^;)
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結論から言いたいと思います。
(僕は)epsは使えませんでした。
ハイ。eps、、ダメだったんです。
夢にまでみて、あんなに憧れたepsですが、、。
何がダメだったか、
1 変速が思った程速くない
2 初期段階で変速調整が複雑
3 ホイール変えた時など、細かい調整が複雑
4 たまに反応しない時がある
5 握りやすいのと引き換えに握りにくくい
意味が不明なものがありますが詳しくはその項をお読みください。(^_^;)
1 変速が思った程速くない
はい。そうなんです。
実はeps、言うほど変速速くありませんでした。
ただ、これは本当であり、同時にウソでもあります。どう言うことか、
ズバリ、
シフトアップ、シフトダウン、その他諸条件により当てはまる時とそうでない時がある!
これは全ての個体で同じ事が言えないかもしれません。たまたま私の個体がそうなのかもしれません。
私は素早く正確な変速性能が欲しかったのです。
更に、カンパが大好きな私としてはそれがカンパニョーロで実現されていて欲しかったのです。
カンパニョーロの魅力は山ほどあります。
ブレーキ性能からレバーの形状、切れにくいチェーンから死ぬほど速いシフトアップ(ウルトラシフト時)。。言い出したらキリがありません。
私のシフトアップの速度はカンパのウルトラシフトとの比較です。メンテスタンド上での変速スピードではありません。実走において、トルクが掛かった局面の話です。
私の場合で多いのは「シフトアップは速いが、シフトダウンが遅い」の組み合わせでした。
断言しますが、調整のミスではありません。乗ってると変わってくるので (ワンライド中に調整を行なっていないのに変化するという意味)。
家を出る時、メンテスタンド上では当たり前ですが、始めの20kmくらいはスパスパ変わります。ただ、25km〜35kmくらいの間に段々とシフトアップがもたつき始め、大抵そこら辺で小調整をします。すると直ります。
正直言ってコレは幻滅でした。
連続シフトは確かに速いです。特にローからトップまでの一気シフトアップはクッソ速いです。
でも、ウルトラシフトの一気最大変速枚数、5枚でしたら多分機械式であるウルトラシフトの方が速いです。カチャカチャやる手間はありますが。
少なくとも僕はシフトアップでしたら、一枚一枚でも、epsより速く機械式を動かせる自信があります(調整含めて)。
しかも、もっと問題なのがそれが定まっていない事です。もっとわかりやすく言うと、「速い時もある」という事です。
コレにはホントに呆れています。遅いなら遅いでもういいですf^_^;
一応正確っちゃあ正確なので。
でも1番困るのは気温や日によってそれが変わる事です。テンポが全く掴めません。幸い今はレースに出ないので、勝負には関係ありませんが…。
でも、シフトの完了するタイミングが分からないという事は踏みどころが分からないという事です。
速い方向にズレるのはまぁいいとして、遅くなるのはマジで許せません。2時ごろに合わせて変速してんのに4時ごろ変速した時には怒りで快適ライドどころではありません。(あの、脚が「スカッ」と抜ける感覚は機械式では決して感じたことの無い絶望感とも言える無情感。)
2 初期段階で変速調整が複雑
これはそのままの意味ですが、複雑というよりは難しい、若しくは面倒である。と言った方が正確かもしれません。
作業工程としては、
トップから2枚目でガイドプーリーが垂直になるようにする。
ローから2枚目でガイドプーリーが垂直になるようにする。
以上。
この簡単な作業の何が面倒なのか、
簡単で、どちから片方が違ってただけでどちらもやり直し、、ってトコです。
また、単純に垂直って言われても調節中は普通の変速ができないので、(まぁ当たり前だけど)一通りの作業が終了するまでどのポジションが正解なのか分からない。しかもそれが二箇所、、
やってられません。
3 ホイール変えた時など、細かい調整が複雑
これも同様でして、簡単にトップ(またはロー)に移す調節があるのですが、なんか、イマイチマッチしない。
更に、調節開始までに6秒間(硬くて大変押しにくい)ボタンを押し続けなければいけません。
綺麗な路面でかつ、安全が確保できる場所を見つけるまで調節できません。
しかも、そのボタンを押すのに右手を離すのがイヤ!これは僕の勝手ですね。
とにかく使いにくい機能に感じます。
4 たまに反応しない時がある
これについてはなんとも言えませんし、出る言葉がありませんね。
確実に押したはずなのに反応なし、、
これはchorusだから??とか考えても仕方ありません。
ここまでくると呆れてきます。
5 握りやすいのと引き換えに握りにくくなった
どう言ったことか、
これは大変握りやすいです。今までの中で最高です。
しかし、レバーの握りは大変気に入ってるのでコレを理由にダメな理由にはしません。逆に言うと、こんな小さい事がダメ出しポイントになる程(上の事がなければ)完成度は高いです。
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これらの理由から、僕は思いました。
どうやらカンパは機械式がいいな、と。
まぁ何年経ってもアスタナが機械式を選択し続けるのにはそれなりの理由があったのね、と。
と、こんな感じで書いてきました。
変速自体はいい時はかなり正確で、特にフロントに関しては言うことなしです。
また、ロングライド時のボタンの簡単さ、、コレはやめられません。もう病みつきです。
電動を体験したら機械には戻れない、と言いますが、確かに本当です。フロントは本当に、本当にそう感じました。200km越えのライドがありましたが、(一部に若干の雨あり)最後の最後までフロントの変速ミスをした事はありませんでした。
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ここまで書いてきて、
なにを言いたいかと言うと、
シマノのdi2を試したくなった
って事です。スラムを除けばコレでコンプリートです。
死ぬまで、死んでからもシマノには戻らないと思ってましたが、どうやら戻りそうです。
なぜカンパニョーロにベタ惚れな僕がシマノに戻るのか、そもそもなぜシマノをこれまでに使わなかったのか、簡単に言えばフィーリングの違いです。でも、今シマノに戻っても以前とフィーリングは変わってません。特にブレーキタッチ。でも数年前と確実にシマノが変わってるのは、
ズバリ、ブラケット形状です。
6800等のあれだけはどうも苦手です。
でも、時代は変わり、デュラからアルテ、、更にdi2は何やら握りやすそう、、
も1つ、di2にはスプリンタースイッチがあります。アレはかなり使ってみたいですね。
本当は1年は使いたかったです、eps。でもちょっとダメでした。流石に欲求を満たすとかそういったレベルじゃなかった気がする。。
密かに、これが不良品でありますように、と願っているが、私の知り合いでrecord epsを使ってる人も、頻繁ではないが似たような症状が出なくはない。と言う方がいた。
以前なら許せるレベルの変速ミスも電動なら妥協もしたくありません。
なんだかepsから心が動いてしまいました。
ちょっとガッカリ。カンパ、応援してるのに。
好きで乗ってる車メーカーが排ガス規制とかで誤魔化してたのが騒ぎ立てられてる気分です。
でも、自転車人生は長い。新たな機材が使えると思えばいい話です。
di2、キミはどんな性能を秘めているのかな??