今年もあと少しになり、毎年恒例の3月のJRダイヤ改正の詳細が発表されました。
筆者が注目したのは特急スーパービュー踊り子号の廃止です。
初めての出会いは小さい頃遊んだプラレール。
思い返せば鉄道に興味を持つきっかけにもなった玩具ですね笑
当時どこを走る列車かは分かりませんでしたが、一度見たら忘れられないデザインも相まって筆者の中では最も印象に残っているプラレールがスーパービュー踊り子でした。
しかし本物への縁には恵まれませんでした。
筆者は成人後に一度家族旅行で伊豆に行ったことがありますが、その時はスーパービューが満席だったため普通の踊り子を使いました。
なのでお決まりのパターンですがなくなる前に一度乗っておこうと思い関西→関東の行程に無理矢理組み込んだ次第です。
スーパービュー踊り子号は伊豆観光は勿論、関東地区の東海道本線の花型列車です。
大きい窓とグリーン展望席を備えた専用車両で横浜〜熱海間ノンストップで運行します。
18きっぷ期間中でしたが特急列車なので乗車券も購入。
100キロ以内に収まる武蔵小杉まで乗りました。
プラレールや窓越しでしか会えなかった列車にとうとう初乗車。
実物は流石の貫禄です。
座席がとても快適でした。
腰の辺りがクッションのようになっており、「長時間乗車で腰やお尻が痛くなる」という列車旅の大きな悩みが綺麗さっぱりなくなりました。
今まで乗った列車の中でもトップクラスの乗り心地でした。
伊豆に行っていないので相模の駅弁を持ち込みました。
もう夜だったのでスーパーなビューはあまり楽しめませんでしたが、逆方向の帰宅ラッシュを殿様気分で眺めてましたね笑
1時間ちょっとで相鉄直通線でお世話になった武蔵小杉駅に到着。筆者も普通の旅客に逆戻りです。
スーパービューはサフィールとかいう新型に世代交代する訳ですが一般人からすれば単なる値上げなので寂しい限りです。