阪急電車が大好きな筆者ですが、今回は阪急沿線の中でもマイナーな場所を訪れました。
阪急千里線の柴島駅。
淡路と天神橋筋六丁目という主要駅同士に挟まれていますが利用者は少なくゆっくりと時間が流れています。
淡路駅周辺の立体交差化が進んでおり真新しい高架が見えます。
完成は2025年なのでまだまだですね。
柴島周辺には大阪水道局の浄水場、柴島城跡、柴島神社、そして淀川があります。
河川敷の歩道橋から眺める大阪中心部もなかなか良いものです。
柴島神社は鎌倉時代からの伝統ある神社です。
踏切を渡り西に徒歩5分で京都本線の崇禅寺駅に着きました。
列車にはまた後ほど乗るので駅名の由来になったお寺にお参り。
足利氏と細川氏の菩提寺なので立派なお寺です。
ピカピカなのは大阪の空襲で焼け平成になって再建されているため。
「崇禅寺馬場の仇討ち」で犠牲になった遠城兄弟が祀られています。
足利義教の首塚と細川ガラシャ(明智玉)のお墓もあります。
暗殺された足利義教の菩提寺として平安から伝わる寺をアップグレードしたのが崇禅寺の由来です。
同じく非業の最期を遂げた細川ガラシャがここに葬られたのも不思議な縁を感じますね。
駅まで戻ります。こちらも立体交差化に備えほぼプレハブ化していましたね。
梅田から僅かな距離ながら都会離れした一時を過ごせました。
歴史のある大阪ならではの究極の穴場スポットでした。
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