ローカル線を乗り回した末旭川で一泊した翌日、いよいよ北海道旅行も最終日に突入。
ライラックに乗り滝川に向かいます。
結局3回ともライラックでしたね。
暫く滝川駅周辺を散策した後、バスで石狩川を渡り対岸の新十津川町へ。
新十津川町は遠く奈良県の十津川村の人々がつくった町です。
路線バスで日本一の長さを誇る八木新宮特急バスで当村を通ったことに加え、そのバスの50周年キャンペーンで当てた「十津川温泉」のバス停看板を所持しており、勝手ながら不思議な縁を感じていた次第です。
奈良から北海道へと続く壮大な人間物語。
望郷の碑が建つのも無理はないですね。
しかし同時に鉄道ファンでもある筆者にとって、来年5月に廃線が決まっている札沼線の末端区間に乗りたいがために訪れたのでした。
一日に一回しか見られない列車の入線。
一日に一度しか役目を果たせない看板や案内板。
この後札沼線を乗り通し札幌まで行きました。
鉄道を通す夢が叶わなかった十津川村と、あと少しで鉄道がなくなってしまう新十津川町ですが、共に一人でも多くの方に魅力を知って欲しい場所だと思いました。