時が瞬間の連続だと知った瞬間、猛烈にその瞬間と瞬間の隙間に向かって突進して行った。いや、むしろ瞬間と瞬間の隙間に吸い込まれて行ったと言うべきか。 右手人差し指の指先が時の粒子を切り裂く様を興奮しつつかつ冷静に見守ったのは今思えば僅かな瞬間。
平静さを取り戻した時、頭によぎったのは「死」。
深層心理の願望、時間停止の可能性、全宇宙への挑戦と否定。
神聖と冒涜の隙間。