IKUの楽描き捕物帖
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◎AIは賢いフリをしても実際は肝が据わった大馬鹿者だった話

◎AIは賢いフリをしても実際は

           肝が据わった大馬鹿者だった話

2025年6月、ハーバード大学、MIT、シカゴ大学という世界最高峰の研究機関が共同で行った研究は、大規模言語モデル(LLM)が持つ決定的な弱点を明らかにしました。それは「ポチョムキン理解」と名付けられた、AIが概念を理解しているふりをするという現象です。

ポチョムキン理解という名称は、18世紀ロシアの軍人グリゴリー・ポチョムキンに由来します。彼は女帝エカチェリーナ2世の視察のために、実体のないハリボテの美しい村を作ってみせたという逸話で知られています。このポチョムキン村が中身のない見せかけの象徴であるように、AIのポチョムキン理解とは、表面的には概念を正しく説明できるのに、実際の応用場面ではその知識を使えないという現象を指します。ポチョムキン理解は概念の誤りであり、「概念的知識にとってのハルシネーション」と説明されています。

この研究は、「AIは意味を理解せず、統計的なパターンを模倣しているだけ」という「確率的オウム論」に科学的根拠を与えました。最新のAIモデルほどこのギャップが顕著で、例えばGPT-4oは詩の韻律を完璧に説明できても、そのルールに従って詩を生成することはできません。また、自分が生成した誤った詩がルールに従っていないことは正しく認識できます。これは、概念を説明する「宣言的知識」と、概念を使う「手続き的知識」がAI内で分離していることを示しています。

主要なLLM(Llama 3.3、GPT-4o、Gemini 2.0、Claude 3.5など)を対象とした実験では、概念の定義説明では平均94.2%の高い正答率を示したものの、分類、生成、編集といった応用タスクでは劇的にパフォーマンスが低下し、55%から40%の失敗率を示しました。特に高性能なモデルほど、自己矛盾の度合いを示す「非一貫性スコア」が高い傾向が見られました。これは、モデルが大規模になるほど「見せかけ」の能力は高まるが、真の理解からは遠ざかっている可能性を示唆しています。

この問題が見過ごされてきた原因は、人間を評価するために設計された従来のAIベンチマークにあります。AIは統計的なショートカットで正解にたどり着くため、ベンチマークの高得点が真の理解を保証するものではないことが指摘されています。研究者たちは、知識の有無だけでなく、その知識を様々な文脈で一貫して使えるかを測る新しい評価方法の必要性を強調しています。

ポチョムキン理解は、医療、法律、教育、ビジネスの意思決定など、AIの実世界での活用において深刻な問題を引き起こす可能性があります。AIを「理解している存在」ではなく「パターンを模倣するツール」として認識し、その出力を常に批判的に検証することが重要です。

この発見は、人工汎用知能(AGI)の実現可能性に疑問を投げかけ、現在の「スケーリング則」だけでは真の知性には到達できない可能性を示唆しています。今後のAI開発は、ベンチマークスコアの追求ではなく、ポチョムキン理解の測定と削減に焦点を当て、根本的なアーキテクチャの変更や新しい学習方法の開発が求められています。私たちは、AIの言葉の裏にある「ハリボテの可能性」を意識し、批判的な視点を持ってAIと対話していく必要があります。


 

◎文学賞の衰退とAIの作家能力の進化に関する考察 by AI レポート

◎文学賞の衰退とAIの作家能力の進化に関する考察

文学界は現在、文学賞の衰退とAIの作家能力の進化という大きな転換期を迎えています。
 
**文学賞の現状と衰退**
* 近年、芥川賞や直木賞で「該当作なし」が頻発しており、特に2025年上半期には27年半ぶりに両賞ともに該当作なしという事態が発生しました。これは日本文学界が転換期を迎えていることを示唆しています。
* 芥川賞は芸術性重視の姿勢が読者との乖離を生み、「つまらない」といった声も聞かれます。
* 直木賞は、創設当初の新人発掘から「すでに一定のキャリアを持つ人気実力派作家のための賞」へと変化し、真の新人発掘機能が薄れています。
* 文芸評論家の柄谷行人氏は、現代における「近代文学の終焉」を宣告し、社会全体で広く読まれる文学作品が消滅し、娯楽作品が量産される時代が到来したと述べています。
* 出版不況により書籍の売上が低迷し、出版社が文学への投資を控えるようになっています。かつて「文学賞を受賞すれば売れる」という図式も失われつつあります。
* 漫画やゲームなど、他のコンテンツが「物語を伝える媒体」としての力を高め、小説の特権性が失われつつあります。

**AIの作家能力の進化**
* 生成AIの登場により、AIは特定の作家の筆致を模倣したり、独自の「語感」を生成したりする能力を獲得し、人間が生成した文章と区別がつかないレベルに達しているケースもあります。
* AIは、小説のアイデア出し、プロット構築、キャラクター設定、本文執筆まで、創作プロセスの様々な段階で活用されており、「AIのべりすと」や「AI BunCho」、「NovelAl」といった小説執筆に特化したツールも登場しています。
* AIは膨大な文学作品を学習することで、物語の構造や登場人物の心理描写などを理解し、斬新なアイデアや多様なジャンルの作品を生み出す可能性を秘めています。
* AIは「クリエイティブパートナー」として、人間の創造性の限界を突破し、新たな視点や表現方法を提供することで、創作活動を豊かにするツールとなり得ます。また、「創作の民主化」を促進し、多様な背景を持つ人々が文学創作に参入する機会を与えます。
* AI創作には、市場の独占や作家の収入の二極化、創作スタイルの同質化といった経済的・倫理的な課題も存在します。また、AIが人間の思考や感情の深さ、経験や洞察を完全に再現できるかという疑問も残っています。著作権の帰属やフェイクニュースの生成といった問題も議論されるべき課題です。

**文学の未来とAIの役割**
* 文学賞は、AIによる創作が普及する中で、人間の創造性や独自の表現を評価する場として、また文学の多様性を促進する役割を担うことができます。
* 文学の未来は、人間とAIが共存し協働していくかにかかっています。AIは、物語のパターン分析、プロットの整合性チェック、翻訳支援など、作家が創作の本質的な部分に集中できるよう多岐にわたるサポートを提供できます。
* 人間とAIの共創は、新たな文学ジャンルの創出や、読者個人の好みに合わせて物語をパーソナライズする「アダプティブ・ストーリーテリング」のような技術の発展に繋がる可能性もあります。
* AIは人間の創造性を奪うものではなく、むしろそれを増幅させ、新たな高みへと導くパートナーとして捉えるべきです。
* 文学賞の衰退は、文学界が旧来の枠組みから脱却し、新たな時代に適応するための変革を迫られているサインであり、AIの進化がこの変革を加速させる契機となるでしょう。

◎NHKの野望 「NHK ONE」とは

◎NHKの野望 「NHK ONE」とは

今まさにNHK存亡の危機を迎えている。
テレビ離れNHKからの離反が昨今、急加速しており受信料をゴリ押しで集め
割増し金罰則規定で国民を脅してきたNHKだが、いよいよ赤字転落モードだ。  
NHKは1989年度以来の赤字となった前年度に続き2年連続の赤字となり、
受信料収入は前年度比426億円減の5901億円で過去最大の減額幅を更新。
2024年度の受信料収入は5901億円で前年度から426億円減少し過去最大の
ダウン。また、2024年度末時点でのNHK受信契約総数は4067万件そのうち
実際に支払いがあったのは3893万件で支払率は77.5%。未払い件数は、なんと
約174万件(4067万件−3893万件)と推計される。ここ数年間は支払率も毎年
ほぼ1%きざみで低下中であり、まさに地に落ちたNHK。
しかしながら経費節減やリストラ、経営改革もせず誰も観ていない、おためごかしの
啓蒙番組を垂れ流し公共放送を気取り普通にありえない平均年収1700万円の
我が世の春を謳歌し続ける殿様商売のNHK。
いよいよ終焉も近いと思われたのだか・・・
あにはからんや、バトンは渡されてしまった・・・国民不在で放送法が改悪され
インターネット配信がNHKの必須業務となり通信事業に触手を伸ばせることに。
つまり、それが
2025年10月1日からNHKがスタートする新しいインターネット配信サービス
「NHK ONE」なのである。
国民の誰もが望んでいないのに「いつでもどこでもあなたのそばに」を合言葉に
アプリにアカウント登録で月額千百円の受信料を請求する魂胆。 
恐らく甘い目論見が外れたら再び国会を動かしワンセグ裁判を引き合いにして
ネットを利用するだけで強制的に受信料を徴収とする暴挙も充分あり得る。

今後はNHKを監視しつつ、国会議員の行動に一層、注視しなければならない。

◎ハイブランドの親会社について…

ハイブランドの親会社

◎ハイブランドを語る

◎ハイブランドを語る

〜ロゴとプライドと時々ローン〜

 1. 「それ、ヴィトンでしょ?」の破壊力

街を歩いていて、誰かに言われたことがある。「それ、ヴィトンでしょ?」
心の中でガッツポーズ。財布の中では冷や汗。
そう、ハイブランドとは「見せびらかす自己投資」である。


 2. 革のにおいより、値札の重み

確かに革はいい匂い。縫製も丁寧。でもそれよりも…
「このバッグ、月の家賃より高い」という背徳感こそが御褒美。

 3. ママはバーキン、私はメルカリ

時代は変わった。Z世代はブランドバッグをレンタルして、映えたら返す。
ブランド品も、今やサブスク時代。
「一生モノ」は、もはや「一投稿モノ」。

 4. なぜかカレーがうまくなる服

ブランド服を着ると、いつものカレーがちょっと高級に感じる。
あれ?このジャガイモ、北海道産だったっけ?
服が変わると、味覚まで変わる。 これは科学である(知らんけど)。

 5. 結局、誰に見せたいの?

ブランド品は、鏡の中の自分に向けたラブレターかもしれない。
他人の目なんて気にしてない…フリをしながらめっちゃ気にしてる。

 おわりに

ハイブランドとは、財布とプライドのせめぎ合い。
でも、たまには背伸びしてもいいじゃない。
そのバッグひとつで、今日の自分がちょっとだけ誇らしくなるのなら…(笑)
 

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