こんにちはハイパールアーズの澤崎英輝です。
ヒラマサやGT・各種マグロやオフショアキャスティング向けのハンドメイドルアーを製造販売しています。
さっそくですが前回ハイパールアーズ北海道クロマグロキャスティング釣行記①「フェリー移動編」敦賀→苫小牧の続きです。
一日目は出船中止となりお酒飲んだりプロトのポッパーのスイムテストをしたり部屋で酒飲んだり居酒屋でお酒飲んだり過ごして夜は更けました。
そして、明けて二日目いよいよ北海道クロマグロキャスティング出船の朝を迎え、爽快な目覚めに体も軽くワクワクが止まりません。
AM6:00ホテル寺子屋を出発してコンビニで食料と水分を買い込んで江差漁港に向かいます。
黒いハルがカッチョいい!エンジンは300馬力搭載!めちゃくちゃ速そう!
今回のタックルはシマノオシアプラッガーMONSTER DRIVE S83XH-3にと同じくMONSTER DRIVES 86H-3の2本.
MONSTER DRIVE S83XH-3にシマノSTELLA18000HG+20000MAXスプールにオシアEX PE10号350m
MONSTER DRIVES 86H-3に同じくシマノSTELLA18000HGにオシアEX PE8号300m
どちらもショックリーダーはフィッシャーマンの170lbを二尋。
普段GTやヒラマサのキャスティングは三尋入れているのですが、ナブラの釣りは不慣れなのと急にキャストするイメージがあるので少し短めにしました。
あと今回初めてスクラムシステムを一尋組んでみました。
【リーダー⇒単線PE】のリーダーがスプールから放出されるときリーダーエンドのノットがバタつくような感じを受けます。
【リーダー⇒スクラム⇒単線PE】スプールから螺旋状に放出されたリーダーエンドのノットがバットガイドを抜けるまでスクラムシステムによって抑えられて【リーダー⇒スクラム⇒単線PE】ラインの質量にテーパーを付けることでバタつきが軽減される気がします。
昔ビミニツイストで作ったダブルラインを1mほど編んでからリーダーを組んでいた感じに近いです。
とりあえずプロトの220mmのポッパーをMONSTER DRIVE S83XH-3に結び、BKKのシングルフックを装着します(僕はオフショアフィッシングは全てバーブレスのシングルフックです、トレブルフックを使うシーバスやブラックバスもフックは全てバーブレスです)。
想像通り船足がとても速く凪ということもあり滑るようにポイントを目指します。
どの釣りでも一番楽しみで一番もどかしい時間です。
40分程走ると船がスローダウンしました。
見える限りナブラらしきものはありませんが、ベイトのカタクチイワシの魚影が濃いらしくちょっとやってみようとの事でした。
MONSTER DRIVE S83XH-3を手に取りプロトのポッパーを船長の指示を仰ぎつつ投げます。
飛距離は出るに越したことはないとの事なのでしっかり竿を振り抜きます。
GTなんかと隨分勝手が違いそうなので、船長にいくつか質問していると急に船内がざわつきます。
跳ねた!
誰かが叫びました!見ると大きなクロマグロが跳ねてます!
ポツポツ跳ね出したクロマグロのナブラは次第に大きくなっていき最終的にはスーパーナブラとまでは行かないが直径30m位の立派なナブラになりました!サイズは20kg位ということですがとても大きく見えます。
全部クロマグロw
20kgのクロマグロはクロマグロとしては幼魚という事で小型とか小さいと言われますが、言い方を変えると20kgの魚です。普通の人の感覚で20kgの魚は間違いなく巨大魚だと思います。その巨大魚が何十尾も何百尾もバンバン飛んでてその範囲は直径30mになるというのはとても迫力のある光景で目に焼き付きます。
全員ルアーを迅速に回収し終わると、船はナブラに向かって急行!
「澤崎さん先釣ってください」とKさんが舳先を勧めてくれます。
お言葉に甘えて舳先でKさんと竿を構えて射程距離に入るのを待ちます。
充分届くと思った距離で渾身のキャスティング!!!
あれ?船が止まらない。そしてまだ距離を詰めて行く。
急いで回収して次のキャストに備えます。
最終的に結構な至近距離で船を止めてギヤをニュートラルに入れます。
「マグロの跳ねが一番濃い所に投げてください」「群れの進行方向を考えて投げてください」と船長から的確な指示が飛びます。
実はキャスティングばかりでナブラの釣りは全くしないので勝手が分からず、船長に質問しながらキャストを繰り返します。
5.6回キャストしたあたりで完全にナブラも沈み辺りは沈黙します。
ベイトが10cmに満たないカタクチイワシという事で僕の220mmのポッパーでは明らかにミスマッチを感じるので船長に相談して17cmのダーター【ハイパー13】にルアーを交換します。
と、200m程離れた所でまたナブラが発生!
4st300馬力のエンジンは一瞬でプレーニングして急行します。
このナブラでSさんにヒット!
ソルティガのドラグがけたたましく鳴り響きます。
30m程ラインを引き出し、ここからSさんとクロマグロの一進一退の攻防が!とはならず時折ラインは引き出されるものの、手慣れた動作でグイグイ魚を寄せてきます。
5分程で船縁にクロマグロが浮きました。
船長の見立てでは推定25kgとの事です。
30kg未満のリリース対象魚なので(※2021/8/3現在)船に上げず船縁でリリースします。
。
これが中々大変な作業で。海に上半身を乗り出して片手でリーダーを持って、もう片手はリリーサーで口元のフックを外すのですが、クロマグロがまあ暴れる!大人しくなんてなる訳もなくひたすら身を捩り尾ビレを振って暴れます。
この状態で誤ってフックが手に刺さったらと想像するだけで恐ろしい。
海に居る30kg近いクロマグロと手にフック刺さって繋がったらどうすることも出来ないだろうなと。
5分程で船長とマグロの戦いが終わり無事キャッチとリリースが出来た事を皆で祝福します。
にわかに活気づいた船内でワチャワチャと話も弾みながら次のナブラを探していると今度は500m程離れたところでクロマグロが跳ねだしました!
次回に続きます!
次回はハイパールアーズ北海道クロマグロキャスティング釣行記③実釣編です。




