昨日、今日と曇りで肌寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。当たり前ですが春は一足飛びにはこないものです。
女子パシュートの金メダルでオリンピックも盛り上がっていますが、来週月曜日には閉会式が行われます。次はパラリンピックで同様に盛り上がりを期待したいものです。
さて、ある組織にプロジェクトとその実施をコントロールする、モダン・プロジェクトマネジメント(MPM)を導入しようとするときのプロセスについて考えています。
念のため今回のテーマを少し振り返ってみます。なぜこのテーマを選んだかというと、業務をプロジェクト化することで今の日本企業、特にホワイトカラーの業務が効率化されるという、強い気持ちが(思い込みかも)キットPMにあるからです。
通常業務手順については、個々の企業や組織がその業務の特性に合わせて独自に構築するものです。ですから同じような業種、業務であっても企業によって異なるプロセスが設定されます。
ところがプロジェクトマネジメントについては、そのプロセスやプロセスを実施するのに必要な知識や観点などが、国際基準として、多くのプロフェッショナルなPMによって精緻に体系化されています。これが PMBOK® ですね。
業務をプロジェクト化しモダン・プロジェクトマネジメント(MPM)を導入することが出来れば、業務手順が自ずと標準化され、可視化されるということになります。
このようにこれまでの先進的なPM達の働きにより提供されるガイドラインがあることで、MPMの導入そのものの障壁は随分低くなってきています。問題なのは、それを受け入れる組織の文化があるかどうかということになります。これがこのシリーズのテーマです。
何度も言うように、組織が何か新しいことにチャレンジしようとすると、必ずそれに反対する勢力が存在します。これは良し悪しの問題ではなく、人間として自然な行動だと割り切る必要があります。
割り切った上で、ではどうするのかを考えることが大切だとキットPMは考えます。このどうするかの部分が「ステークホルダーマネジメントを計画して実施する」ということになるのは、前回考えた通りです。
新しいものを受け入れる企業文化があるかどうかも重要な視点ですが、受け入れる文化をどう醸成するか、これはPMやBA(ビジネスアナリスト)の役割の一つではないかと考えています。
ちょっと話が大きくなり過ぎた感もありますが、キットPMの正直な気持ちです。
企業文化とプロジェクトマネジメントについて、次回も掘り下げることにします。
