昨日あたりからかなり気温が上がって、良い陽気となった関東地方です。ただ、今週の土曜にはまた寒さがぶり返しそうな予報となっています。インフルエンザも流行もまだ収まっていないようですし、合わせて花粉の飛散も悲惨なことになっているようです。皆さん、体調には充分お気をつけください。
前回は「プロジェクト改革を目的として」モダン・プロジェクトマネジメント(MPM)を導入したときに期待できるメリットについて考えました。最終的には組織管理にイノベーションをもたらすことが期待できるということでした。
今回は「業務改革を目的とした」MPM導入の過程を考えてみたいと思います。
業務改革というと色々な意味というか分野がありますが、ここでは業務プロセス改革と定義します。つまりプロセス改善にMPMを利用する場合ですね。
前回MPMは論理性とテクニックを持ったマネジメント体系であると、申し上げました。そのためこのマネジメント体系を、ちゃんと組織に持ち込むことができれば、その業務効率の向上を期待することができます。
なぜなら現在でも、私達の組織には非論理的な慣習やルールが存在するからです。もちろん、組織はその業務効率を上げようと必死で業務改革を掲げて、改善しようとしていますが、なかなかうまく行かない場合も多いようです。
その原因には様々な要因が考えられるのですが、やはり組織全体の動きを俯瞰した形で、改善ポイントを捉えられていないことが、大きな原因の一つであると考えます。
よくあるのは、目先の問題にのみ集中してそれを改善しようとすることです。つまり、部分最適な対応ですね。
最近では「全体最適」という言葉もすっかり社会に馴染んできたようですが、その本来の意味を理解して使っている場合は、キットPMが見聞きしている中では少ないように感じます。
「まずは、部分最適を目指そう」とか「全体最適は手間がかかるので、部分最適の方が実用的だ」などと言いながら、結局分最適を”是”とする場合によく遭遇します。
キットPMもこれがすべて良くないという気はないのですが、少なくとも全体最適をあきらめて、部分最適を選択せざるを得ない負い目を感じて臨んで欲しいものです。
次回は更に、業務改革におけるMPM導入のメリットを掘り下げて行来ます。
