今週の東京はポカポカ陽気で、本格的な春到来という感じです。でも予報では明日はまた寒さがぶり返すようです。今週で3月も終わりというのに、はてさてどうなることやら。
今回のシリーズは、モダン・プロジェクトマネジメント(MPM)を組織に導入する場合、どのような効果を期待できるのかについて考えています。
2つのケースを考えました。一つは、もちろんプロジェクトマネジメントを効率よく管理し成功させるためです。もう一つは、プロジェクト以外の組織の業務改革に応用しようとする場合です。
後者の場合、全ての組織が抱える大きな課題である「コミュニケーションの問題」に対してMPMが有効に働くのではないかという仮説を立てました。
プロジェクトは組織活動の一種ですから、コミュニケーション問題に対するMPMのアプローチは、1:n、n:nのコミュニケーションが主となります。
このときMPMはどのような方法論を持っているのでしょうか。前回は「5W1H」と「報・連・相」という、社会における基本的なコミュニケーションセオリーと、それが必ずしもうまく作用していないということを指摘しました。
なぜなら「報・連・相」にはその行動起こすタイミングは示されていませんし、5W1Hにある「いつ(When)」が指し示しているのは、コミュニケーションの内容の要素であって、そのタイミングを示しているわけではないからです。
キットPMにはここに問題があるのではないかと考えています。つまり良好なコミュニケーションを行う上で重要な要素の一つに「タイミング」があるということです。
タイミングが”ずれる”、タイミングを”逸する”ことがミスコミュニケーションや、ディスコミュニケーションを引き起こすという単純な事実があると考えます。
MPMでは様々なことを”計画”することを重要と考えます。もちろん、その計画が途中で変更になることもありますが、それも再計画という形でリトライすることになります。
そのため、コミュニケーション計画という知識分野(エリア)が用意されていて、重要なコミュニケションのタイミングを予めデザインすることを行います。
また予期せぬ問題が起きたとき、誰とどのようなコミュニケーションをとるのか等、リスクの発生を想定した”計画”も立てたりします。
キットPMは、このようにMPMの手法によるコミュニケーションの在り方についてのデザイン手法は、プロジェクト以外の通常の業務にも充分応用できる手法だと考えます。
このシリーズの最初に述べたようにキットPMは、モダン・プロジェクトマネジメントにはプロジェクトだけではなく、多くの問題を解決するパワーを持っていると考えています。
今回はコミュニケーションに特化してお話しましたが、他にも応用できる方法論を沢山持っています。是非MPMのパワーを使って業務改革に取り組んでいただければと切に願っています。
このブログも760回を越えました。まだまだ、考えないといけないこと、研究しないといけないことが沢山ありますが、次回からはちょっと趣向を変えていこうかと考えています。まだどうなるかわかりませんが、このブログで言いたかったことの集大成としてのまとめをしていければと思っています。
