殺人的な暑さが続いていますが、皆さん日々サバイバルを目指してガンバって行きましょう。
それにしても学校で子供が熱中症になる事件が多く発生していますが、いったい学校の現場はどうなっているのでしょう。教員に判断する力がないのであれば、教育委員会などの行政がもっと積極的にかかわるべきなのに、それも機能していないように見えます。なんとかならないものでしょうか。
■承前
前回は現代の企業を取り巻くビジネス環境の変化と、それに対応する方法論が求められていることについて述べました。
もう少し分析すると、従来の事業分析手法であればSWOT分析から始まり、強みを利用したサービスをどう展開するか、弱みを克服してどう利益に繋げていくかなど、サービスやプロダクトという「価値」をマーケットや想定顧客にどう提供するかと言う観点でビジネスを組み立てていたわけです。
ここで言う「価値」も企業が考える価値つまりプロダクトアウトから、顧客が求める価値すなわちマーケットインと移り変わっていったものの、基本的にはサービスやモノと消費者の関係をどのように作り上げて行くかという観点で語られるものでした。そこではITシステムはあくまで業務をサポートし効率化するための道具でしかありませんでした。
ところが現在では、あらゆるビジネスがITシステムの上で展開されるようになっています。しかもシステムが止まると人間系でリカバリーしてビジネスが継続できるかというと決してそんなことはなく、ビジネスも即止まってしまいます。
このことはもはやITシステムが単に業務を効率化するためのサポートツールではなく、ビジネスプラットフォームそのものになっているということを表しています。
例えるならば、製造業の生産設備だったり物流業のトラックや倉庫そのものと同等、いやそれ以上のものであるということになります。
さらにITシステムの存在があって初めて成り立つビジネスモデルもおなじみになってきています。この場合新しいビジネスモデルを考えるには従来の手法とは異なり、ITシステムの在り方を中心とした検討が必要になります。複雑化したビジネスのエコシステムの下で考えるITシステムもまた、複雑な構造と機能を持つことになります。
いささか抽象的ですが、堅牢性と柔軟性を持つITシステム基盤とその上で動作するシンプルなアプリケーションの存在は、企業の競争力源泉そのものとなります。
つまり企業が現行ビジネスを見直したり、新規ビジネスを立ち上げようとするとき、その企画の中心にはITシステムのデザインがあり、それが業務プロセスとどうかかわるか総合的に検討することが必要えです。
この時むやみにアプローチしても元が複雑系ですから、有効な結論にたどり着くのは簡単ではないばかりか、ミスリードして失敗する可能性さえあります。
その課題に応えるために考えられたのが2つのBA、ビジネスアーキテクチャとビジネスアナリシスです。
次回から2つのBAとは何か、どういった関連があるのかなど考えていきたいと思います。