今年の猛暑にはもう諦めの境地になりつつあるキットPMですが、まぁ1日の大半はエアコンの効いた部屋で座りっぱなしで仕事しているわけですから、外で仕事している方から見ると天国も様なものかもしれません。あまり贅沢を言うと罰が当たると言うもんです。 といいつつも、出てくる言葉は”暑い!”ばかりで嫌になります。
さて今回は記念すべき本ブログ800回です。基本的に週に2回更新ですから年間100回程度となるので(ときどき休むので)8年は続けて来たことになります。これもご覧いただける皆さんがいらっしゃるからこそです。ここに改めて感謝申し上げます。今新しい分野について思考を巡らし、少しでも社会に貢献できるよう皆様の役に立つブログにして行こうと考えています。今後も応援よろしくお願いいたします。
■2つのBA -1-
前回現代のビジネスエコシステムの複雑性について考えました。新規ビジネスの立上げを企画したり、既存ビジネスの見直しを考えたりするとき考慮する必要のある要件が多い上に、その一つひとつがまた複雑で深い知識を必要とし、さらにその要素同士が様々な関係性を持つという現状に対して、既存の方法論ではなすすべもなく茫然と立ちすくむイメージがあります。多分自分が当事者だったらそうなるのかと思えます。
これに気が付いた時、この状況に困惑してなんとかしたいと思っている経営者が沢山いるはずだと考えました。それがBAに取り組む一つの動機となったのは間違いありません。
それでまず取り組んだのは、プロジェクト実施の前工程としてのBA(ビジネスアナリシス)を理解するでした。ビジネスアナリシスとはBAのナレッジをまとめた最新版の BABOK® V3 にはこう定義されています。
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ビジネスアナリシスは、ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推 奨することにより、エンタープライズにチェンジを引き起こすことを可能にする専門活動である。
ビ ジネスアナリシスによって、エンタープライズはチェンジの必要性と合理的根拠を明確にでき、価 値を提供するソリューションのデザインを記述できる。
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ちょっとわかりにくいですね。意訳すると、「ビジネスアナリシスは、(企業、組織が)必要とするものを明確にし、関係者に価値(欲求を満たすもの)を提供するための”方法(仕組み)”を提案することにより、組織、企業に良い変化を引き起こすことを可能にする専門の活動である。
ビジネスアナリシス(の活動とその結果)によって、組織、企業は変化することの必要性と合理的な根拠を明らかにでき、(関係者に)価値を提供する方法(ソリューション)の概要と方針を記述できる。」とでもなるでしょうか。少しはわかり易くなりました?
もう少し補足すると、この数行の文章で重要な単語は「価値」と「ソリューション」です。ビジネスアナリシスの活動は、まずステークホルダーホルダー(多くの場合顧客や、社員、取引先等になります)がどのような価値を求めていて、その価値を実現するための方法、手段を提案するものとなります。
では次回は、ビジネスアナリシスの具体的な活動について考えを進めることにします。
