梅雨らしい日が続く6月最終週ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。雨が降るのは仕方がないとしても、オフィスにはまだ空調が入っていないので、不快指数の高さにちょっとめげぎみのキットPMです。
さて今年ももう半分が過ぎ去ってしまいました。あと半年で何ができるか、やるべきことは成し遂げられるのか、もう一度気を引き締めて臨みたいものです。
アジサイの後は朝顔前回から新テーマに挑戦しています。テーマを決めたのは良いのですが、どこから手を付ければいいのか、ちょっと逡巡してしまいました。
論理的思考、ロジカルシンキング、デザイン思考、システム思考はてはポジティブシンキングなど、世の中には物事を考えるということについて、たくさんの考え方やテクニックが溢れています。哲学なんかも、まさしく思考することについて考える学問でもあるわけです。
そのため、ここでは「PMに必要な」という前提を一つ置いて、その範囲を絞って考えることにしました。
プロジェクトの現場でPMに求められる能力は、一に物事を理解し構築する力で、次に先を見通す力と問題解決力、それに集団をまとめていくリーダーシップ力となるでしょうか。
これらのスキルの全てに、論理的に物事を考える力が絡んでくるのは言うまでもありません。つまり、プロジェクトマネジメント活動そのものが、論理的思考の塊だということです。
プロジェクトマネジメントから論理性を無くすと、そこにあるのはただの混沌と精神論のみとなってしまいます。そんなプロジェクトがどんな結末を迎えるのかは、押して知るべしですね。
さて、プロジェクトの全てのシーンで論理的であるべきだというのはその通りかもしれませんが、それでも幾つかのパターンに分けることができると思います。
先に挙げた構築力、見通し力、問題解決力、リーダーシップ力の4つの能力では、それぞれに必要な論理性というのが異なってくるように思えます。ひとつづつ分解して考えてみましょう。
まず構築力です。これは以前からPMの好川さんが盛んに唱えている、コンセプチュアル能力と同じものです。 ご参考
コンセプチュアルとは、直訳すると概念化されたものという意味になるでしょうか。つまり、これから行なおうとするなんらかの”こと”に対して、そのモノの本質を掘り下げ、深いところで理解した上で、具体的な行動に落とし込むという活動のことだと、キットPMは理解しています。
こう書くと当たり前のことのように思えるのですが、現実の世界ではそれがなかなか難しいということは、このブログでもさんざんお伝えしてきた通りです。
例えば、プロジェクト憲章や計画書を作る場合に、どこまでプロジェクトの目的を正しく捉え切れているのか、これは長年PMをやっていても難しいと感じる部分ではあります。
ではこれを行うためにPMはどのような思考をめぐらし、実際の行動に結びつけて行かなくてはいけないのでしょうか。
次回はこれを掘り下げてみることにします。
