キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記 -15ページ目

キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

  年始第一週の仕事もあと2日、長くもあり、短くもあった週でしたが、この週末は3連休でチョットだけ得した気持ちになります。ハードだった仕事始めを振り返りクールダウンして来週に備えることにしましょう。

 

 

 

■ビジネスアーキテクチャ -23-
●ビジネスアーキテクチャの情報マップ 

 

  ビジネスアーキテクチャの「情報マップ」の作成方法をご紹介しています。前回「情報マッピング」の7つのステップの内、6番目の「情報コンセプト用途の特定」についてご紹介しました。今回はその続きです。

 

  「情報マッピングの用途の特定」とはケイパビリティ・マップから抽出した「情報コンセプト」の意味を明確にするための作業になります。まず、前回ご紹介した以下の4つの特徴で情報コンセプトを分類します。

 1.ケイパビリティによって使用されるが、それによって変更されない
  2.ケーパビリティ(ポリシーなど)によって作成される
  3.ケーパビリティ(請求など)によって使用および変更される
  4.ケイパビリティによって破壊される

 

  各情報コンセプト毎に特徴をマッピングすることで、以下のメリットを得ることができます。

   ・ビジネスを通じた情報の流れを追跡する

   ・情報ガバナンス・ポリシーを定義するのに役立つ

このように情報コンセプトが持つ意味を、ケイパビリティ・マップと相互参照することで、ケイパビリティそのものが持つ意味も精緻化することが出来るわけです。

 

  例えば、「顧客情報管理ケイパビリティ」は「顧客管理」というレベル1の親ケイパビリティが持つ情報コンセプト(顧客情報)と、レベル1の「ドキュメント管理」ケイパビリティが持つ情報コンセプト(ドキュメント)で識別することができます。ある顧客に関する契約書や発注書などのドキュメントによって「顧客情報」として存在し、その情報に含まれる「契約書」は「ケイパビリティによって使用されるが、それによって変更されない」という特徴を持つことになります。

 

 

   このように、ケイパビリティと情報を結び付けることによって、ビジネスアーキテクチャーは、ケイパビリティに関連する情報が価値を生み出す方法についての理解を提供します。また単に情報コンセプトをケイパビリティに関連付けるだけでは不十分であり、それらはバリューストリーム・ステージにも関連付けられる必要があります。

 

  情報コンセプトとバリューストリームについては次回掘り下げることにします。