【797】今企業が求めていること | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

相変わらず暑い日が続きます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。こう暑いと、早めの夏休みを取ってホテルのプール再度でマイタイなど飲みながら、寝そべって過ごしたいものです。まっ、夢の話は置いといて現実に戻って仕事に邁進することにしましょう。

 

前回の予告通り、新しい角度で古いテーマに挑む新シリーズを送りすることにします。本題に切り込む前に少しだけ現在の社会の動きについて考察してみることにします。

 

夕陽に輝く飛行機雲

■プロローグ

 

  現代の社会において、企業のビジネス活動がますます複雑かつ高度化していることにはご賛同いただけるかと思います。

       複雑化とはビジネス環境(これをビジネスのエコシステムと言います)の複雑化に起因し、高度化とは情報技術の進化に起因していると考えます。またこの複雑化と高度化は互いに密接に関係していて、双方の相乗効果でますます状況が混沌としているように見えます。この流れは今後ますます加速することは間違いありません。

 

  エコシステムの複雑化の原因も第一にグローバル化を上げることができます。モノやサービスを提供する、またはモノやサービスを手に入れるにしても対象を国内だけに限る必要はなく、全世界を相手にすることは今や当たり前となっています。そしてそれを可能にするにはインターネットの登場と周辺技術とサービスの高度化にあります。

      またビジネスに必要となる知識や技術などの要素(ケイパビリティ)も同時に複雑化、高度化しているために、高い専門性が求められるようになりました。つまりビジネス活度に必要となる要素が細分化されそれぞれが深化しているということが挙げられます。


      さらにこれらの要素はそれぞれが相互にネットワーク的関係性を持ち、影響し合いながらエコシステムを構成しています。その結果エコシステムの複雑化はハンパないものとなります。

 

  このような環境下、企業が従来の方法論で既存ビジネスの強化や新規ビジネスの立上げなどに取り組むことが、ビジネス活動の効率と品質を下げていることが問題となっています。つまり比較的単純系だった(単純とは言いませんが)20年以上前のエコシステムと現在の複雑系であるエコシステムとは、企業の課題に取り組む方法論が異なることは自然だと考えます。

 

  そのため現代では複雑系のビジネスエコシステムに対応した課題取組の方法論が必要とされることになります。つまりビジネスを実行するための環境構築とそれを実行するための仕組み(多くはITシステム)を総合的に捉えて現実化するための論理的な体系が必要だということです。

 

  ではこの企業の要求に応える方法論はあるのでしょうか。次回からそこに切り込んで行くことにします。