九州に続いて東北で大雨の被害が出ています。その一方で関東地方で渇水のニュースもあります。被害に合われた方にはこころよりお見舞い申し上げます。
毎年のように同様の災害が起きその規模が拡大しているのは明確になったのように感じます。つまり、これから先も起き続けるだろうということが予測できるわけです。
であれば、そのための備えを行うことは、政府だけではなく国民全体の義務ではないでしょうか。被害を見て、同情するだけでなく明日は我が身と、災害をもっと切迫したものであると捉えるべきだと考えるのが論理的ではないでしょうか。
嵐山 天龍寺
前回「論理性と非論理性の調和」というキットPMの考えについて説明しました。
プロジェクトの運営では、取り巻く現実に寄り添うことも重要な側面ですが、そもそもプロジェクト自体がなんらかの変革を目指すものなので、現実に流されないようにすることはより大事なことになります。
プロジェクトの目的は論理的な検討を重ねて導き出すものでなければなりません。しかし、その目的を達成するために現実に譲歩することが必要になるのも当然です。
このとき「論理性と非論理性」のバランスは、目的達成にどのような影響を与えるかで考えます。
つまり、現実に譲歩するあまり肝心の目的が十分に達成できなくなる場合や、成果を利用するために余分な手間がかかることが予想できるなどの場合はバランスが崩れているということになります。
現実に流されて目的(本質)を見失うということは意外と起きるものです。逆に、現実を無視した強引な運営がプロジェクトを破綻に陥れることもあります。何度も言いますが重要なのはバランスです。そしてそのバランスはプロジェクト目的達成に対する影響度から判断することになります。
PMに必要な論理的思考について考えてきました。特に論理的なアプローチが重要になる(とキットPMが考える)「立上げプロセス」における論理性を取り上げました。今回で一旦終了とします。
このテーマでは「論理的に理解する」「論理を再構築する」「論理的に説明する」「論理性と非論理性の調和」というサブテーマで、プロジェクトマネジメントにおける論理性を掘り下げました。まだ表面的なアプローチにとどまっている感はありますが、非常に興味深いテーマなのでいずれもう一度取り上げたいと思います。
次回からは新テーマに挑戦することにします。例によってテーマはまだ決まっていませんが、お楽しみに。
