7月が始まりました、南関東地方は今年最高の暑さとなるようです。この季節になると、なんとなくワクワクした気分になるのはキットPMだけでしょうか。小学生時代のあの夏休みに対する漠然とした期待感
が甦ってくるような気がします。
社会人になって以来望むべくもない長期休暇ですが、あの頃の眩しい太陽と海を思い出すだけで、意味もなく気持ちが高揚してしまいます。
さて、プロジェクトマネジメントにおける論理的思考とは何か?について考えています。
前回はプロジェクト活動全体が論理的思考の産物であることと、その活動のシーンによって、論理的思考のタイプが異なるのではないかと推測しました。
今回はプロジェクトの立ち上げ、計画、実施、監視、終結の各プロセス毎にその論理性のあり方について考えて行きます。
先ずは立ち上げプロセスです。
チョット意外かもしれませんが、キットPMは先に挙げたPMBOK®︎が規定する5つのプロセスの中で、この立ち上げプロセスが、最も重要かつ難しいプロセスだと考えています。
なぜなら立ち上げプロセスは、プロジェクトのスタートを切るためのプロセスであると共に、なぜそのプロジェクトが必要なのかを明らかにする、一連の組織活動の集大成でもあるからです。
んー、こう書くと抽象的でわかりにくいですね。
もう少し具体的に表現すると、プロジェクト実施の必要性は組織のニーズから喚起されますが、そのニーズを組織に関わる様々なステークホルダーから引き出し、分析し、優先順位を付け、具体的な施策に落とし込む活動の結果がプロジェクトの立ち上げプロセスに引き継がれるということです。これはプロジェクトの外にある組織の上層部の意思から出てくるものです。
まだわかりにくいですね。
プロジェクトの立場から見てみると、プロジェクトはプロジェクトの外で行われる組織のニーズ分析の成果物を正しく引き継ぎ、プロジェクトの目的と方針を間違いなく設定し、その実現を可能とする様々な施策を準備するのが、立上げプロセスとなります。
プロジェクトの立ち上げプロセスにプロジェクト実施に必要な情報を作り出し、引き渡す作業をBA(ビジネスアナリシス)と言います。このブログの読者であれば、もうおなじみですね。
次回は、このBAから引き渡される情報をどのように論理的に展開し、プロジェクトの立ち上げ作業を行うのかについて、掘り下げることにします。ご期待ください。
