今日は敬老の日ですが、関西地方は生憎の雨となりました。秋雨前線と台風の影響が相まって、天気の悪い陽が続いています。明日は台風の影響をもろに受けるようです。キットPMは横浜移動なのですが、飛行機が無事飛ぶのか心配です。
これまで見てきたように、要件定義は業務を理解することから始まります。
業務を理解するということには2つのアプローチがあると、キットPMは考えています。一つは、詳細な処理とそのバリエーションであるビジネスルールを漏らさずに把握すること(アリの視点)。もう一つは個々の業務処理の繫がりとして仕事全体を理解すること(鷹の視点)です。
この2つの側面で業務を理解することは重要で、どちらが欠けても正しい理解はできません。
日頃の改善活動では、アリの視点を中心に活動します。大規模な業務改革を目指す場合は、鷹の視点を中心とした課題解決にアリの視点をプラスしたアプローチが必要となります。
前回の本ブログでは、鷹の視点で業務フローを見ることの重要性に言及しました。
では具体的にはどのように業務フローを利用していくのか、考えてみたいと思います。
苦労して作った現状業務フローですが、これをただ眺めていてもどこをどう改革するか、答えがそこから浮かび上がるわけではありません。
もちろん、無駄に重なった業務を行っている場合など、明らかに業務の流れから不都合な部分を探し出すことは出来ます。しかし、おそらくそこは業務改革の本質ではありません。
もう少し現状業務の状態を明らかにするために、作成した業務フローに時間の要素を付け加えてみます。
キットPMが考えるビジネス価値は、単位時間当たりにビジネス活動が創り出す”儲け(粗利)”の量のことになります。
同じ金額でも、稼ぐためにかかる時間が少なければビジネス価値は高いということです。そして、業務改革はビジネス価値を向上するために実施するものです。
この基本的な考えを基に、業務フローから改善点を焙りだすわけですが、それは今回のテーマから外れるので、またの機会にゆずることにします。
次回も、”要件定義の構造”について、考えを進めて行きます。
