リオデジャネイロオリンピックも今日閉会式を迎えました。熱い戦いが繰り広げられましたが、日本選手の活躍に心踊りました。ありがとう。そしてパラリンピックでも日本選手の頑張りを期待したいと思います。
8月も半ばを過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。キットPMはまだなんとか元気ですが、先週の暑さにはかなりやられてしまいました。何といっても夜、気温が下がらなく蒸し暑い日が続き、十分な睡眠がとれなかったのが原因だったようです。皆さんもこれからまだまだ厳しい残暑が続くと思いますので、くれぐれもご自愛ください。
ヒマワリ
要件定義のプロセスの中で2番目に重要だとキットPMが考える、要件定義の結果を実現したときの状況を、どうクライアントやユーザーに正しく伝えるかについて、考えています。
この作業は作成した要件の”定義”が、要件定義実施側とユーザー側とで、同じ理解をしているかを確認するためにとても重要なプロセスとなります。もし食い違いを発見して、この段階で修正することができればどれほどラッキーなことであるか、最終のテストフェーズで泥沼の仕様調整をした経験があれば理解することは難しくありません。
では具体的にどのようにこのすり合わせ作業を行って行くのでしょうか。
これも住宅建築の例を考えると分かり易いかもしれません。まず、最も難しい注文建築の例で考えてみましょう。
完全注文建築の場合、クライアントが完成した家をイメージする因(よすが)は図面(平面図・立面図)しかありません。もし付け加えるならパース図(完成予想図)があります。でも結構お高いので、小さな設計事務所や工務店では用意するのも大変になります。
そこで、よく行われるのは過去の似たような立地条件にある施工例を見学に行くことです。まぁこれも良くておおよその雰囲気をつかむ程度の効果しかありません。なぜなら、住宅建築の条件は土地や近隣の状況によって全て異なるからです。お手上げですね。
ただ救いはあります。建物全体の間取りは平面図でも把握することは難しくありません。屋根の形、壁の種類、柱の大きさや耐震構造など、パーツ単位で見て行くとイメージできる例は沢山そろっています。
内装や設備についてはどうでしょうか。むしろこの方が沢山の資料が用意されており、完成をイメージするための手法は豊富です。メーカーのカタログ、ショールームなどで見て触って、確かめることも可能です。
でも完成の状態は想像力を駆使することが必要なのはかわりありません。
ITの場合も似ているようですが、決定的に違うことがあります。それは、住宅は「人や家族がそこで快適な生活を送る」という一つの目的を共有しているからです。もちろん、店舗併設型や二世帯住宅など目的に付加される条件はありますが、究極の目的はどの住宅も同じはずです。
企業や組織や社会システムで利用するITシステムの場合は、この目的が様々となるので、目的を同じくするシステム例を探すのは困難なのです。このように住宅建築とは条件が大きく異なります。
ではこれを乗り切るには、どのような手段があるのでしょうか。
まずは、懇切丁寧に全体像から詳細機能までの説明をすることです。当たり前にようですが、これはかかせません。ただ説明するだけではなく、如何に効果的な
プレゼンテーションを行うかなど、それ相応の工夫が必要になるのは言うまでもありません。
そのため、ユーザーインタフェース(UI)と呼ぶユーザーが見える部分のモックアップ(模型)を作成し、その機能イメージを明らかにするなどの方法もよく使われます。
このテーマ次回も続きます。
