【569】立上げプロセスの活動 -4- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

週末は随分暖かい日和でした。今週もキットPMは神奈川に出張です。予約の飛行機に乗り遅れ、ガックリしながらのスタートと成りました。でも気をとりなおして頑張ろう。
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のシリーズでは「立上げプロセス」でどのような具体的な行動を行うのかについて考えています。

  「立上げプロセス」はプロジェクトスタートの準備を行うプロセスです。プロジェクトの実質的なスタートは「計画」を作ることから始まります。つまり、計画を作成することが可能な状況を作り出すのが「立上げプロセス」の役割です。

  また「計画プロセス」での計画内容は、主要ステークホルダーの合意を得た”基本方針”と”基本条件”を満たしていることが必要です。ですから、この2つの前提となる事項を主要ステークホルダーに確認し、合意を形成し、まとめてアウトプットすることが「立上げプロセス」の仕事となります。



回は、「立上げプロセス」で最も重要なステークホルダーとのコミュニケーションについて考えました。それは、上に書いた合意を得るという作業はコミュニケーション作業そのものだからです。

  ステークホルダーによって、プロジェクトに期待するものはそれぞれ微妙に異なります。”微妙に”というのは、プロジェクトを実施したい、しようという”起案”の時点ではハイレベル(経営)の合意が取られているため、その意思決定を覆す必要を持つ人はまずいないからです。プロジェクトを通して実現しないといけない目的について、合意があるはずです。

  しかし、プロジェクトそのものには否はなくとも、ステークホルダーの立場によりプラスもマイナスも含めて、具体的な効果の期待のありようについては、それぞれの考えにバラつきや矛盾が出てしまうものです。

  このバラつきや矛盾を、プロジェクトスタート時点の前で解消することを行うのが「立上げプロセス」の課題です。



さんはもうなんとなくお判りでしょうが、この課題を解消するために必要なのが”コミュニケーション力”に他なりません。

  PMは全力を挙げてこのスキルを発揮し、調整に努めないといけないのですが、複数のステークホルダー間の調整をすることは簡単ではありません。

  以前このブログの「ステークホルダーマネジメントを考える」シリーズでこの方法論については研究しました。



単に言うと、ステークホルダー台帳を作って、そこに様々な属性を付加することでそれぞれのステークホルダーの特徴を把握し、対応方法を計画し、実行することになります。

  このときステークホルダーを「妨害者」「反対者」「協力者」「推進者」の4つのカテゴリに分類し、管理することをキットPMは提唱しました。



て、このプロセスで最も問題となるのがステークホルダーの要求により、様々な対立が発生し、それをどのように解消するのかです。

  キットPMがそこで利用するツールは、TOCの「思考プロセス」という手法です。

  「思考プロセス」のテクニックについては、本ブログの こちらのシリーズ 「問題解決へのアプローチ」に詳しく説明していますので、ご参照ください。



回は、立上げプロセスのもう一つの重要なタスクである「キックオフ会議」について考えて行くことにします。