今年のグリーンカーテン、ひょうたんの花が咲きました。
さて今回から新テーマでお送り致します。このテーマはキットPMにとってもまだ未知の部分が多い分野ですが、以前から一度挑戦しなければと思っていました。と言うことで、皆さんと一緒に考えながら手さぐりで進めて行こうと思います。例によってグダグダになっても暖かく見守っていただますようお願い申し上げます。
プロジェクトのバッファマネジメントについては、このブログでも過去何度か取り上げてきました。簡単におさらいをしてみます。
プロジェクトの最大のリスクは、定めたプロジェクト期間内に作業が終わらない事です。期間を守れずに延長するということは、コストも増えるということですし、その原因にもよりますが成果物の品質にも影響するはずです。つまり、プロジェクト成果物のQCD(Quality,Cost,Delivery)が低下することになります。
そこでバッファマネジメントは、バッファ=余裕日を設定することで、プロジェクトの納期を守ります。
なーんだ、当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、どのようにバッファとなる期間を設定するのか、プロジェクトのどのタイミングにバッファを設置するかなど、結構考えないといけない事がたくさんあります。 詳しくは以前書いたこちらのブログをご参照下さい。
バッファマネジメントの基本的な考え方は、プロジェクトを期間のリスクから守るために、余裕日をプロジェクトの最終工程の後ろに配置します。
またクリティカルパス上のタスクに、別のタスクが合流する位置に余裕日を配置し、クリティカルパスを保護する事も行います。
さてこのバッファマネジメントですが、ゴールが明確でやるべき作業がハッキリしているプロジェクトで発揮できる手法です。
チョット考えたらわかりますが、プロジェクトの作業期間を、思いがけなく発生する予定外のトラブルから守るのが、バッファマネジメントの本質ですから、実施すべき作業が予め確定している事が必須になります。
いっぽう近頃のITシステム開発では、従来のウォーターフォール型、つまり要件定義>基本設計>詳細設計>作り込み>テスト>完成という手順を踏む手法だけではなく、アジャイルと言う新しい考え方に基づく開発手法を使う事も増えて来ました。
アジャイル的な開発手法では、最終的に実現すべき目的は決まっていますが、その具体的な機能は、作りこみの中で徐々に形を成していきます。つまり、ユーザー側の要求が変化することを前提とした、ソフトウェア開発の手段です。
では、アジャイル型の開発手法とバッファマネジメント手法とは上手く整合することができるのでしょうか?次回以降に続きます。
