昨日の日曜日は全国的に好天に恵まれたようですが、ここ関西では朝から曇り空が広がり、午後は雨になるようです。
いつの間にかツツジの季節も過ぎようとしていて、紫陽花のつぼみが膨らんできています。もうすぐ梅雨の到来ですね。じとじととした雨空でも、気持ちはカラッと明るく行きたいものです。
近所の神社で、木漏れ日が気持ちいい。
プロジェクトマネジメントを企業内に導入するために、どうしても必要な要素として、経営者がプロジェクトの有用性と、プロジェクトマネジメントの必要性を理解することが、まず必要だと前回述べました。
ただ、経営者がいくら旗を振っても、現場が動かなければ、導入は難しくなります。実はこのケース、以外と多い導入障壁でもあります。
なぜ、プロジェクトマネジメントが現場から否定されるのでしょうか。
現場で働くリーダークラスの方の立場で考えてみましょう。
まず容易に想像できるのは、今までやってきた自分のマネジメント手法が否定されるという、恐れがあることです。
そして、「これまでは問題はあったかもしれないけど何とかやってきている」という自負もあります。
また、新しいものに挑戦しないといけないという面倒くささや、それをやり遂げられるかという不安があるのも間違いありません。
これらの心理的要因と、プロジェクトをより確実に成功に導くという利点を比較したとき、前者が勝ってしまっているのでしょう。
このような状況は、ある意味当然の反応であり、モダン・プロジェクトマネジメントの導入を拒否することは理解できる行動です。賛成はしませんが。
ではどうしたらこの壁を乗り切ることができるでしょうか。
一つは、経営者がその方針について丁寧に説明を行うことです。そして、プロジェクトによる業務遂行とプロジェクトマネジメント導入の必要性に理解を求めることが重要になります。
次に、具体的な行動に落とせるように、プロジェクトの実施とマネジメントの手法について方針と規則を作り、社内で徹底するようにします。
並行して、上記の方針と規則に則った標準手法(テクニック)を開発し、プロジェクトメンバーに示し、利用方法の研修を行います。
このように、モダン・プロジェクトマネジメントの導入に対する、方針とステップを明らかにすることで、彼らの不安や恐れを取り除くことが大切になります。
つまり、現場に丸投げして導入が実現できるほど、甘いものではないということです。
もちろん、このような一連のステップをプロジェクト化して取組むことがお勧めです。そのためにも、プロジェクトマネジメントの導入を経験したことのある、外部コンサルタントを上手く利用することは、全体作業の効率を上げる上で、重要なポイントとなります。
次回は、モダン・プロジェクトマネジメントを導入するうえで、障壁となるもう一つの要素について、考えて行きます。
