昨日の日曜日は、全国的にまずまずの天気に恵まれたようです。連休後の最初の週末皆さんはどうお過しになられたでしょうか。
キットPMは土曜日に息子が就職で引っ越す関係で、兵庫県の東の端から西の端まで、遠征してきました。久しぶりに高速道路を運転して、1日がかりの小旅行は少々疲れてしまいました。日曜日は某会合に参加するため、鶴橋まで遠征してきましたが、人出の大さにちょっとびっくりでした。
さて、お約束通り今回から新テーマ「モダンプロジェクトマネジメントの導入の壁」をお送りします。
関西でプロジェクトマネジメントサービスの営業を展開していると、意外にモダンプロジェクトマネジメントが認知されていないことに気が付きます。
意外というのは、私たちPMの世界ではモダンプロジェクトマネジメントの導入は、企業や組織にとっては当たり前で、その先の更にベストなマネジメントのあり方を目指しているという前提で、プロジェクトマネジメントを捉えていたからです。
それは、これまでお付き合いしてきた、実際のお客様が、モダンプロジェクトマネジメントの必要性を認識していて、それを組織内になんとか浸透させようと考えて、私たちに声を掛けて頂いたからだと思います。
そのような感覚で、いざテレマによるアポ取りや無料セミナーの開催など、地道で泥臭い営業を始めてみると、私たちの感覚と現実のギャップに愕然としたわけです。まぁ、驚く方に問題があるのかもしれませんが。
テレマをやってみて分かったことは、売上1000億円未満の企業ではプロジェクト自体の数が圧倒的に少ないということです。マネジメントする対象が少ないなら、特に経営者としてそこに必要性を感じないのは当たり前かもしれません。ちなみに、1000億円を超えるとかなり状況は変わってきます。
でも、売上600億円規模の企業でも、私たちのサービスを導入頂いた例があります。ということは、売上規模だけで判断できる問題ではなさそうです。
このように、いろいろと調査を行っていると、幾つか分かってきたことがあります。一つは、グローバルなビジネスを展開している企業や、国内でし烈なトップ争いを行っている企業では、プロジェクトの必要性に対する理解が深いということです。
理解が深いという意味は、日ごろから業務に積極的にプロジェクトを利用しているということです。これは、通常の業務として実施する方がいい仕事と、プロジェクト化すべき仕事を選別しているということになります。
競争に打ち勝つために、仕事全体の効率を追求しようとすると、業務のプロジェクト化とプロジェクトマネジメントへの取組が欠かせないのです。
ここで、プロジェクトの定義を確認してみましょう。プロジェクトは、①果たすべき目的と目標が明確に定められている、②予め実施する期間が定められている、③これまでにない新規の要素が含まれている、の3つでした。
重要なのは、3つ目の「新規の要素が含まれる」ことです。
通常業務の中に、新規でこれまで経験したことがない要素が入ってくると、それを意識して吟味し、対応を考えること、つまりプロジェクト化することが必ず必要になります。そうでないと行き当たりばったりの対応になって、上手く行ったとしても、しばしば予想外の時間と費用が掛かったりするものです。
このように、本来プロジェクト化した方がよい仕事であっても、プロジェクトマネジメントに関する感性がないと、通常業務の中でなんとかこなそうとしてしまうことになり、業務効率を下げてしまいかねません。
モダンプロジェクトマネジメントの導入を阻むのはこれだけではありません。次回も更に掘り下げて行くことにします。
