プロジェクトでのネゴシエーション -1- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

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風が過ぎ去るとともに早朝は一気に冷え込むようになりました。今年の季節の移り変わりは順調のようです。そろそろ紅葉も期待できそうです。

  キットPMの地元ではすぐ近くに箕面があり、紅葉が美しく名物となっています。箕面には織田信長もわざわざ立ち寄ったという有名な滝があり、この滝まで登る滝道はこの時期になると、紅葉見物の人でごった返します。
  そうそう、ここのもう一つの名物が「もみじの天麩羅」です。天麩羅用のもみじの葉を塩漬けにしたものに、甘い衣をたっぷりつけて油で揚げたお菓子ですが、なかなか乙なものです。

  何はともあれ、食欲と行楽の秋を皆さんも十分お楽しみください。



て、今回から新テーマに挑戦します。前回までのテーマと共通する部分もあるのですが「ネゴシエーション」について考えて行きます。

  プロジェクトにおけるネゴシエーション力が、PMにとっても大きな意味を持つことについて特に異論はないと思います。でも、この能力について論理的に研究することは、プロジェクトマネジメントの分野ではあまり盛んではないように思います。そこで一度この命題に取り組んんでみようと思ったわけです。




ロジェクトにおけるネゴシエーションについて考えるまでに、一般的なネゴシエーションとは何かを簡単に考えてみます。

  ネゴシエーションスキルは「交渉力」と訳されます。社会生活(家庭生活も含む)を営むとき、多くのコミュニケーションは交渉を目的としたものとなります。交渉とは、自分の欲求を満たすために行う説得という誤ったイメージがありますが、説得とは、自分の要求を前提にそれを相手に認めさせる行為のことです。

  子供のころ、お小遣いの金額を上げてもらうために親を必死に説得したことがある方も多いと思います。そのとき、値上げの理由を山ほど考え出して親にぶっつけます。誰々ちゃんはいくらもらっているだの、好きな漫画本が増えただの、子供なりの付き合いがあるだの、必死で考えたものです。

  これに対して、親からは上げてもいいけどお手伝いを増やすけどいい?と返事がきます。このタイミングで親を説得することから親と子の交渉に状況が変わることになります。

  つまり、交渉とは相手の欲求と自分の欲求との衝突を調整することに他なりません。言い換えると、人の感情と理性をうまくコントロールするということです。だから難しいわけですが。




般的に交渉が難しいのは、自分の欲求を基準にそれを実現しようとする姿勢で臨むからです。つまり、交渉ではなく説得を行おうとしているわけです。

  このときもし相手が説得を受け入れないとき、それでも欲求を通そうとすると、脅し、すかし、騙しなどのハードな手段を取ることもままあります。この方法だと欲求が実現しても、人間関係に軋轢が生じることは必至ですから、決してうまいやり方ではないのは言うまでもありません。

  では賢い交渉とはどのようなものなのか、次回考えて行くことにします。