お隣のショウ君(玉なし)です。
「TOC思考プロセス」について考えています。
この思考プロセスは、解決すべき課題を2つの相反する「こうしたい、こうあるべきだ」という対立としてとらえ、その双方を満足する解決策を探すための「思考」をサポートするためのものです。
あくまで、サポートのためのツールでしかないのですが、効率良く思考することを導いてくれるます。そういう意味でパワフルなツールです。
前に挙げた、小遣いを増やしたい夫と減らしたい妻の対立問題を覚えているでしょうか?
この夫婦の対立は、実は同じ目的を達成するためのアプローチが対立しているということになります。
目的とは「今よりもっと多くの金銭的余裕が欲しい」ということです。
妻は子供の教育資金を確保したいと思い、夫は仕事で成功し出世することで給与の増額をゲットしたいと考えたのです。
そのため、妻は夫の小遣いを減らし貯金に回したいと考え、夫は会社での存在価値を高め、より働きやすい環境を作るため社内コミュニケーションの費用が必要と思っているのです。
そのため、妻は夫の小遣いを減らし貯金に回したいと考え、夫は会社での存在価値を高め、より働きやすい環境を作るため社内コミュニケーションの費用が必要と思っているのです。
つまり中期的な投資(投資ですからリターンは保証されません)をするか、堅実な貯蓄をするかの対立なわけですね。
ここで、双方を満足させる解決策はなんでしょうか?
それはこの夫婦以外誰にも判断できません。
例えば、家計を分析して節約できる余地を探し、それで浮いたお金を折半するとか、妻がパートに出るとか、それぞれの家庭が抱える状況を分析して、話し合って結論を出すしかありません。
残念ながら解決策は自動的に導き出せることはありません。どうしたら解決できるか、深く思考するキッカケを与えてくれるのが「思考プロセス」です。
PMに必要な能力を補うためのツールの例として、「タスク抽出」と「思考プロセス」を挙げました。
これらのツールは、人間の考える力を引き出し、必要な行動を効率的に導き出すもので、単に何かを上手に管理するだけのものではありません。ですからパワフルなのです。
このように、世の中には多くの便利なツールやセオリーが提供されています。これらを学び使いこなすことで、PMに必要な能力の一部を補うことができるのです。
さて、今回のテーマはキットPMが考えるプロジェクトマネジメントを改めて見つめ直そうと考えて始めたのですが、あいもかわらず発散してしまったようです。
ただ、一つだけ確信を得たのは、PMというかマネージャーは常に考え、学び続けないといけないということでしょうか。
しかも、その内容は専門分野から哲学、宗教学まで果てしなく広いということです。
マネジメントのスペシャリストは、結局のところスーパージェネラリストということになるにでしょうか。
ということで、このテーマは一旦終了して、またの機会に改めて取り上げることにします。
次回から新テーマに挑戦しますのでご期待下さい。
