今朝は雲行きの怪しい天気となりました、午後から雨になるようです。少々鬱陶しいですが気持ちは五月晴れと行きたいものです。
さて、最近何かと身の回りが慌ただしいキットPMですが、本日は朝から内科の定期診察に行ってきました。まぁ歳を取ると色々なものを背負い込むことになるのですが、病気もその一つですね。
ということで、ブログの更新が遅くなっています。
前回お約束したように、TOCの「思考プロセス」というツールについてご紹介します。
前回「このツールを使うことで、問題解決に必要な柔軟な思考と広い視野を獲得することができるのです」と言いました。
でもブログを読み返して気づいたのですが、逆に思考プロセスを使いこなすには、柔軟な思考と広い視野が必要だとも言えるのです。こう言ってしまうと身も蓋もないのですが、ある面では真実です。
でも、このツールを使う努力をすることで、「思考する」ことの訓練になるのは間違いありません。要するにキッカケを提供するツールだということです。
しかも、プロセス全体の構成がとても論理的ですから、とっつき易いことは保証します。後は、回数を重ねて手法を自分なりに洗練させて行くしかありません。
前置きが長くなりました。「思考プロセス」の詳細な手順については こちら でご紹介していますので、ぜひご参照ください。
ここでは、簡単に手順を説明しながら、プロジェクトマネージャーに必要なスキルをどう補えるのかを見て行くことにします。
前回申し上げたように、「思考プロセス」は、解決すべき課題を2つの要求の衝突と捉えます。
前回挙げた例では、(夫の小遣いを上げたくない妻) 対 (小遣いの値上げが必要な夫) という対立(コンフリクト)を考えました。
他にも (残業をして欲しい上司) 対 (残業したくない部下) や、(値引を要求する顧客)対 (利益を確保したいセールスマン) などなど、山ほど思いつくことができます。
「思考プロセス」はこの対立をどちらも満足できるソリューションを見つけることで問題解決を行います。そんな都合の良いことはあり得ないだろうと、思われるかもしれませんが、できてしまうからパワフルなんですね。
ただし、WinーWinのソリューションを見つけるのは簡単ではありません。それ相応に知恵を絞ることは必要です。
残念ですが、この部分をツールが肩代わりしてくれることはありません。ただ、思考の方向性を上手く示唆してくれるとは言えると思います。それだけでも、助かるのですが。使う方の努力が問われます。
残念ですが、この部分をツールが肩代わりしてくれることはありません。ただ、思考の方向性を上手く示唆してくれるとは言えると思います。それだけでも、助かるのですが。使う方の努力が問われます。
ここで重要なのは、対立する2つの要素が、問題の本質を正しく捉えているかといことです。
先ほどの小遣いの例では、なぜ夫は小遣いの値上げを要求する必要があるのか?なぜ妻は夫の小遣いを上げないのか? を掘り下げないと本当の解決策を得ることは出来ません。
そのため「思考プロセス」の第1ステップは、問題の本質を明確にすることを行います。そのためのツールが「現状問題ツリー」と呼ばれるものです。
「現状問題ツリー」は、日々の生活や生産活動の中で表面に現れる「好ましくない」ことの集まりから、その奥に潜む本質的な問題をあぶり出してくれます。
再び小遣いの例で考えてみましょう。
夫の視点では、
・最近会社で上司や部下となんとなくコミュニケーションがギクシャクしている
・そう言えば最近立て続きに飲み会を断っていた
・そのせいかどうもチームの一体感が薄れてきた
・仕事の効率も悪くなってる気がする
・上司の目つきも厳しくなったように感じる
・先月部下の結婚式が2つ重なったから
・これからも何かと出費がかさむ ........
妻の視点では、
・子供も中学2年で高校受験のことを考えないと
・やっぱり塾に行かせないといけない
・大学まで行くことを考えると、そろそろ学費を貯金しないと
・でもこれ以上家計を削るのも難しい
・私だって我慢している、たまにはオシャレもしてみたい
・夫の給料が増える様子はない..........
このような現状の問題点を、なぜそうなのかを考えて間を埋めて行くことでツリー状に関連させます。
下から上に育っていくようなツリーのイメージです。
少々長くなりました。続きは次回とします。
下から上に育っていくようなツリーのイメージです。
少々長くなりました。続きは次回とします。
