プロジェクトを通じた人間性の成長とは何か -6- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

日はひな祭りです。先週から暖かい日が続き、2週間前のあの大雪が信じられません。季節の切り替わりというのは、ダイナミックなものですね。



    でも天気予報によると、今週はまた冷え込むそうです。皆さん体調管理はしっかりと、油断なく行いましょう。


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通勤経路です。

回無謀にも、個人と社会のかかわりに注目して、産業革命までの西洋史を20数行に要約してしまいました。割れながら無茶苦茶です。

  ただそこで言いたかったのは、全ての時代を通して、個人がその精神的な自由を行使するよりもより多くの時間を、社会との関わり合いに使わざるを得なかったということです。
  
  それは必ずしも悪いことではなく、
教会の権威に従うことであったり、聖書を信じることであったり、ギルドに参加することで一定の権力を有するなど、社会と深く関わる(制限された自由の下で)ことで、ある種の安心感と、満足感を得ることができたのです。
  





のような土壌の上に、蒸気機関という圧倒的なパワーによる産業革命を成し遂げたことで、社会にはそれまでと異なる強力な中産階級が大量に存在するようになります。

  新たな中産階級の発達は、何物にも縛られない自由な思考を、多くの人が持つことを可能にします。
  これは、産業革命以前に自由な思考ができた、貴族や神父や地主や少数の金持ちの数に比べ、はるかに多くの人々に独立した自己を手に入れるチャンスをもたらしました。

  ですがこれらの人々は同時に、それまで依存していた、居心地のよい揺り籠のような社会環境から飛び出すことを求められることになりました。。






物にも依存しない、自分が個人として独立した存在であることの重要性に気づき、それを求めた人々はまた、失ったものの大きさにも気づかされます。

  そのとき、個人が取りえる行動は2つです。一つは、喪失感を乗り越え、個の自立を押し進め、更なる自由を自分のものとすることです。
  まあ、個の自立をどのように押し進めるかや、その結果、私たちがどのように違った存在になるのかについて興味深いですが、その話は別の機会に譲ります。

  さてもう一つは、自立することの難しさ故に、不安にさいなまれ、自由を獲得できるチャンスから逃げ出し、自己の存在の全てを委ねることのできるものにすがることになります。
    すなわち、   楽な道を選ぶということです。


  これが「自由からの逃走」です。






ロムは、なぜ熱狂的にドイツの人々が全体主義を受け入れたのかをこのように分析しました。(もっともキットPMの説明はむちゃくちゃ端折っているので、皆さんにちゃんと伝わったか不安ですが、キットPMは本の内容をこのようにとらえたと理解いただければと思います)
  蛇足ですがご興味がある方は、ぜひ一度この本を読まれることをお勧めします。






て、なぜこのようなことを皆さんと考えているのかというと、キットPMのプロジェクトマネジメントの「思想」をお伝えしようとしているからです。

  フロムは、自己確立の難しさというか、人間は本質的に他者に依存するものだということを私たちに教えてくれました。

  その上で、他人を愛する訓練を行い(ということは、他者と自己を区別するということ)個として自立することが人間として必要だと言っています。難しいですが重要なことです。



    このような、フロムやドラッカーやゴールドラットの「思想」がプロジェクトマネジメントとどう関係して行くのか、次回はこれについて考えて行きます。