日本人とプロジェクトマネジメント-6- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

▼長期出張中の
  キットPMです。

  今お客さまのプロジェクトに途中から飛び込んだので、状況や過去の経緯をキャッチアップするために、かなり濃密な時間を日々過ごしています。うぅ、頭が煮詰まっています。

  スタートダッシュは難しくもあり、大変でもありますが、ここが勝負どころになります。

悩み

▼さて前回、日本人的な
  ものの考え方が、プロジェクト・マネジメントに及ぼす影響について検討しました。

  先に上げた以外にも、”組織に組み込まれた決定できない仕組み””リーダーシップを発揮しないことがリーダーの条件”とか”目立った働きをしなくてもメンバーで居続けられる””なぜか上司を飛ばして上位管理職と話をする部下”など、たくさんの典型的な問題があります。
  これらも、日本人の特性による行動様式である場合が多いと、キットPMは見ています。

  うーん、ちょっとめげてしまいますね。



▼気を取りなおして
  これらのすべてが、日本人だけの問題とは思いませんが、かなりの率で日本人的なものが影響していると、感じています。

  ちょっと横道にそれますが、逆に日本人的なものが有益になるシチュエーションもあるのです。それはなんでしょうか?

  典型的なのは、お酒の席での日本語による会話です。日本語の曖昧さやハイコンテクストによる暗黙の理解なども加わり、その場の雰囲気を壊さず盛り上げる方向に、酒席全体のベクトルを容易に一致できます。
  つまり、お酒の席ではみんなすぐに和気あいあいとなれるということですね。これには皆さんも同意されると思います。

  聞くところによると、西洋ではこうならずに、例え酒席であっても議論になることが多く、これには本人たちも結構辟易するらしいです。(笑

  閑話休題

閃き

▼ではどうやったら
  私たちは、これらの良く無い影響を排除できるのでしょうか。

  一つは、このブログで何回も言ってきたように、プロジェクトの目的をメンバーが共有することです。それも単なる目的ではなく”真”の目的を正しく理解し、共有することが必要となります。

  真の目的とは例えば、ITシステムを開発することが目的ではなく、導入したシステムで"会社が”何を行い何をゲットするか、ということでした。




▼目的を共有することで
  行動のベクトルを合わせることができます。これができたら、気持ちのベクトルを合わせる必要があります。

  気持ちのベクトルとは、プロジェクトをやり遂げるという意思を共有するということです。その上で、プロフェッショナルとしての責任感があればなお素晴らしいということになります。

  目的に向かって、正しい行動を、強い意思で実行すれば、プロジェクトに成功は約束されたようなものです。
  このような姿勢があれば、プロジェクトにマイナスになる日本的なものは自然と排除されるはずだと、キットPMは考えます。チョッと甘いでしょうか?

  まぁ実際はそう簡単ではないのですが...   
  キットPMとしては、目的の前には、見栄や面子個人的な利益など何の意味もなくなることを、全員が理解できさえすえば、個人的な喜びも含めて最終的にはプロジェクトが与えてくれると信じているのですが。

  次回は、どうやって気持ちのベクトルを合わせるかについて、もう少し考えていきたいと思います。