▼初夏と呼ぶに
ふさわしい時候となりました。梅雨入りまでのわずかな期間ですが、この気持ちのよい時期を味わって過ごしたいものです。
もっとも、こちら関西での節電対策など、来る梅雨と夏にむけてどう乗り切るか少し不安で落ち着きません。
▼前回はプロジェクトによる
業務の遂行が求められる原因について明らかにしました。
簡単に言うと、市場や社会から求められる変革のスピードに、従来の業務のやり方では対応できなくなっていて、それを解決するための一つの方法がプロジェクトによる業務遂行ということでしたね。
▼ではプロジェクト化さえすれば
ことはすべて丸く収まるのでしょうか。そんなわけはないのは、もうお分かりですね。
現在、プロジェクトという考え方は自体は広く普及していて、社会人であれば多かれ少なかれ一度は、聞いたり、見たり、参加したりしたことがあると思います。
また、建設業の現場やIT業界ではプロジェクトで仕事することが、普通になっています。というより、ほとんどの仕事は、プロジェクトで回しています。
▼要するに
世間では、たくさんのプロジェクトが実行されてるわけですが、結果がかんばしくないプロジェクトも、多数存在するようです。
特に、IT業界のプロジェクトでは、一昔前だと成功するのは24%余り、最近でも30%位と言われています。なんと、プロジェクトの3分の2は失敗しているわけですね。
あれほど、プロジェクトの失敗は組織の戦略実現を大きく阻害し、引いては組織の存在さえも危うくするといいながらこの”ていたらく”なわけです。
なぜそれでも組織が成り立っているかについては面白いテーマですが、それはまた別の機会に考えることにします。今は、プロジェクトの成功を阻害する要因について考えを進めます。
▼なぜ失敗するかを
考えるためには、プロジェクトの「失敗」とは何かを定義する必要がありますが、これについても、考えだすと長くなるので、簡単にすませることにします。
通常「プロジェクトの「失敗」とは、予め決めた「期間」「予算」「機能(ファンクション)」「品質」が果たせなかったプロジェクトを、失敗プロジェクトと呼びます。厳しいですね。
ただキットPMは上記の条件にはあまりこだわってなく(といっても無視しているわけではないですよ)、プロジェクトの成果が期待していた組織の利益をもたらすか、もたらすとしてどの程度もたらすかで判断することが重要だと考えています。
▼長くなりました。
次回もプロジェクトの失敗を考えていきます。


