▼春分の日も過ぎ
世はいよいよ春爛漫の様相ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
キットPMは花粉に悩まされています。鼻と目が大変なことになっていて、微熱があり身体がだるく、鬱陶しい限りです。▼といいつつも、ブログは進めなければなりません。
前回プロジェクトの「立上げプロセス」は、プロジェクトに対して提供されるプロジェクト実施に必要な情報を取りまとめるプロセスであると説明しました。
また、プレプロジェクトは「立上げプロセス」へのインプット情報の内容を精査し、必要があれば情報を創出するもので、「立上げプロセス」はその情報を受け取り整理し、ステークホルダと共有できる形に表すとともに、プロジェクトの実施環境を整えます。
▼では実際に
どのような作業を行うのでしょうか。
まず最も重要な作業は、PMを正式に指名することです。
プレプロジェクトや立上げプロセス以前の段階で、暫定的に仕切り役としてプロジェクト立上げまでの準備作業を行っているはずです。
その役割を担うのは、プロジェクトオーナーやその部下かもしれませんが、プロジェクトマネージャである必要はありません。もちろん、PM経験者であってもいいわけですが。
プレプロジェクトのリーダーがそのまま正式にPMとして任命される場合も、そうじゃない場合もあります。何れにしろ、プロジェクトの正式なPMを任命することからプロジェクトは始まります。
▼「立上げプロセス」への
インプット情報は、プロジェクト起案書もしくはプロジェクト憲章(暫定版)など、何らかのドキュメントの形で提供されます。
PMはこれらのドキュメントを精査し「プロジェクト憲章(正式版)」を作成します。プロジェクト憲章そのものについては本ブログの「プロジェクト憲章って何?」
をご参照ください。
▼もちろんプロジェクト憲章を
作成するだけでは終わりません。作ったプロジェクト憲章は、その内容に間違いがないかを、関係者(ステークホルダ)に確認します。
その過程で様々な調整が入ってくることになります。特にプロジェクトの目標(範囲)のイメージについては、関係者それぞれの立場で様々な意見が出てきます。
PMはそれらの意見をうまく集約し、誰もが納得するようにしなければなりません。あまり細かいなところに落ち込むと収拾がつかなくなってしまうので、慎重に進めることが重要です。まだ、計画前の段階ですから、大きな視点で考え調整することがPMには求められます。
ここを乗り切るのは、PMの腕の見せ所というわけです。
集約ができない場合は、プロジェクトの目的に立ち戻って判断することがいい結果を生むことは、間違いありません。PMが信じるべきものこそは「目的」です。
ですから、目的の設定は疎かにできないのです。
今回はこれまで次回も続きます。


