▼明日の火曜日は
阪神淡路大地震の17回目の震災記念日です。
あの日、TVで燃え上がる家々や倒壊した高速道路を見ながら、こんな酷い災害はもう二度と怒らないで欲しいと、強く願ったことは忘れません。
しかし、昨年17年前を上回る災害をTV画面で目の当たりにしたとき、自然の前に人間がいかに無力であるかを再び認識させられました。
それに加え、現在進行中の人的災害である原発事故には、人間の驕りと強欲さを強烈に再認識することになり、大変な怒りといきどおりを覚えています。
2011年に起こった様々な出来事は、果たして日本人が変わるきっかけになるのでしょうか。
それはまだ誰にも判りません。でもそうであると強く思っている人が沢山いることもまた間違いのないことです。
▼さて、本題です。
現在のテーマであるプロジェクト評価ですが、残る評価観点は「(プロジェクトから見る)戦略の(妥当性)評価」と「協力会社の評価」です。
まず「協力会社の評価」ですが、その評価の目的は、今後の協力体制をより良いものとするためであり、良くない点があればそのリスクを明確にし、回避するためです。
協力会社の評価には、その会社に対する評価と作業を行った個人としての評価があります。どちらも重要な意味があります。
▼協力会社を評価する
ということは、その会社の信用度や能力を評価するということです。具体的には、提示費用の妥当性(見積精度)や作業範囲に関する条件設定など、また管理体制や方針の実用性などを評価します。
最近では、協力会社にもプロジェクト運営のための独自の規定を設けているところも増えています。それらの規定と自社の規定との整合性を評価し、矛盾点を明確にすることは、次回のプロジェクトへの重要なインプットになります。
▼協力会社要員の
個人的な評価については、直感的にご理解いただけると思います。先に上げた会社に対する評価よりも重要かもしれません。
自社のプロジェクトの内部に協力会社要員を引き入れて作業する場合、その協力会社の管理方針や運営方針などは意味をもたず、個人のスキルがどうであったかのみが意味があることになります。
出来の良い人であれば、次回のプロジェクトにも指名で参画を要請したいものです。そのためにも個人の評価は必要です。
▼個人評価という
点でみれば、プロジェクトメンバの評価と同一となります。技術力や、コミュニケーション能力、問題解決能力などを評価します。
また、請負型(委託型)で協力を依頼する場合でも、特にマネージャの能力については個人レベルで評価することが必要となります。
マネージャについては特に管理能力の評価がかかせません。
それは協力会社の仕事のありようが、マネージャ個人に依存している場合が少なくないからです。つまり、同じ会社の仕事でも、担当するマネージャによって品質が異なるわけです。
とすると、個人レベルの評価を行なって次回の協力を依頼するときには、評価結果を元に個人名レベルで担当者を指定することが望ましいことになります。
▼次回は、最後の
評価観点である「戦略の(妥当性)評価」について考えます。