再び、プロジェクトの目的について考えます-2- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。


▼今朝の天気は

 この北摂地方では今のところスッキリと晴れ渡ったいい天気です。でも今日は下り坂の予報です。東京は雨模様ですね。寒くなるのでしょうか。

 今日は東京へ日帰り出張です。そのためいつもより短めとなりますが、ご容赦ください。


※お知らせです。
 このブログで先日ご紹介したバッファを使ったプロジェクトの進捗管理の方法について「CCPMバッファマネジメントの詳細」と題してこちらで詳しい内容の連載を開始しました。ご興味のある方は是非一度除いてみてください。 


  http://www.facebook.com/KITnetworks




▼前回は

 PMがPMとしての仕事を行う前にしないといけないことがあるというお話をしました。それもキットPMがプロジェクトマネジメント上の最重要事項だと考える「プロジェクトの目的」を明確にするという行為になります。

 しつこいようですが、あるプロジェクトが何のために起案されたかは、本来PMの関知するところではないはずです。起案の理由とプロジェクトを実行することで何を得る(誰が?)かはPM任命の前に明確に決定されていることが前提となります。(はずです

 でも現実はそうはならないことが多いわけですから、PMはこれをどう考え、どう行動すべきか覚悟をもって決めていかなくてはなりません。



▼プロジェクトの目的が

 どれほど重要なことであるかは、以前このブログでも取り上げました。↓このシリーズです。

http://ameblo.jp/hyperionsig/day-20101014.html

 目的の設定が明確でないとプロジェクトのゴールもまた明確になりませんから、一体何に向かって作業をしているのかさえ定かでなくなることになります。つまり、最初から成功しないことが約束されているわけです。

 そこでPMは、プロジェクトの目的が明確になっていないと気がついた時点で、目的の設定作業を開始せざるを得なくなります。PMBOKで言うところのプロジェクト立上プロセスの前まで戻るわけです。

 このパターンがプロジェクトマネジメントの現場でそれほど珍しくないために、キットPMはプロセスを拡大して「プレプロジェクトプロセス」という考えを導入しています。



▼プレプロジェクトプロセスでは

 プロジェクトのおかれた状態やプロジェクトを主催する会社の考えによって、どの段階まで戻るのかを確認することから始めます。

 ここでいう段階とは、モデルで表すと以下のようになります。

 ①経営戦略 > ②事業戦略(各事業部門毎) > ③プロジェクトの目的

 なんだか面倒くさいことになりそうと思われた方は正解! です。戦略は方針と読み替えても差し支えありません。

 プロジェクトの目的を明らかにするには、事業戦略が明確になっていることが必要ですし、事業戦略は当然経営戦略によって導かれるものです。

 これらの段階で、必要な情報が明文化されていればそれほど慌てることはないのですが、そうでない場合は確認していかなくてはなりません。どうです、面倒くさいですね。でも必要なことなのです。

 万一これが明確にできないまま、実作業に突入するのであれば、PMは相当の覚悟をしなければなりません。多分、もっと面倒くさいことになるはずです。つまり、遅かれ早かれ面倒に巻き込まれるのなら、早いほうが良いに決まっていると、キットPMは思うのですが...




▼おっと、出発の時間が

 来てしまいました。今日はここまでとします。次回はそれでもなんとかこの状況を乗り切る考え方をご披露しますので、ご期待ください。