今、参議院議員選挙の選挙期間真っ只中ですね。
東京選挙区から1人のミュージシャンが立候補してます。
その名は三宅洋平。
長い動画なので、15:00~18:00のたった3分間の部分だけでも見て欲しい。
そこだけで充分彼の事がわかります。
仲間のミュージシャン達がこぞって彼に注目しています。
だから僕もほっとけなかった。
選挙演説で渋谷ハチ公前を聴衆でパンパンに埋めてしまう彼は、
「俺はミュージシャンだ!!」
「ミュージシャンが政治を語らないのはダセーっていう世の中にしたい!!」
と吠えるユニークな人です。
こういう奇抜な人が選挙に出ると人々は言います。
「面白い事言うけど政策は??」
「年配票は難しいだろう」
などなど。
個人的には、政策に関しては何も言わないよ。
それは人それぞれだから。
でも僕はこう思う。
政策の前に、まず志しがなきゃ始まらないんじゃないかって。
わかりにくい知識や政策論をひけらかす前に、意志=マインドの方が重要なんじゃないかなって。
彼の言葉からはその意志がビンビン伝わってきます。
意志があれば知識なんて後からいくらでも学べるとも思う。
しかし、若者っぽい話し方やLIVEのMCのような語り口、そしてロン毛とヒゲというスタイルは僕はすんなり受け入れられるが、確かに年配世代の方々は頭を傾げると思う。
しかし、彼にはそれも計算済みなんだろうと思う。
まずは、政治に関心のなかった若者世代を取り込み、その若者たちを発信源にして年配票も取りに行こうというのはきっと彼の頭にはあるはず。
実際、今まで政治に関心の無かった若者が、三宅さんの存在に興味を持って、家族内で親や祖父母に彼の話をしたという人を何人か聞きました。
そもそも、
「若者に政治に関心を持ってもらいたい」
「今まで投票に行かなかった人たちに投票所に足を運んでもらいたい」
というのが彼の目的の一つでもあります。
とにかく、同じミュージシャンとして三宅さんのような人が立候補してくれた事がほんとに嬉しくて、つい応援したくなっちゃいます。
彼が話す好きなキーワードがいくつかありますが、
「口撃はしないよ。許すよ、俺は。許せる人が一番強いんだ。」
「愛が足りないんだよ。愛が。」
などと、自然と言える人なんです彼は。
それがすんなり入ってくる。
なんでだろうとよく考えたら、彼の言動は非常にミュージシャン的だなって。
彼の言ってることは、歴代のレジェンドアーティスト達が歌や曲に乗せて発信してきた「それ」なんですよね。
そして、これは勝手な解釈だけど彼の行動はそれ自体がメッセージのようにも感じます。
「俺はもう我慢ならない。だからこうして前に立ったよ。」
「あなたはどうする??」
「愚痴や不満があるなら文句言う前に行動しようぜ。」
ケツを叩かれたような気がしたよ。
「大事なこと」って何かなって改めて考えさせられたよ。
彼に対して政治的な批判はいくらでも出来るでしょう。
でもその前に、高い壁に挑戦してる彼の姿勢にまず拍手なんじゃないかな。
そういう若い人が少なすぎる。
と、思うのです。
無理かどうかなんてやってみなきゃわかんない。
「出来る保証」は無いかもしれないけど、「出来ない保証」だって無い。
やる前に諦める人。
やってないのに分かったフリする人。
自分の価値観でそれは無理だと強要する人。
嫌だな、僕は。
三宅洋平
是非、彼に注目して何かを感じ取ってくれる人が多く現れたらいいなと思う。