その目に映るもの
眼科で弱視と診断され、治療用眼鏡を作ることになりました。
眼鏡屋さんに行き、フレームを選びます。
小さい子用はあまり選択肢がなかったのですが、薄いブルーの、車の絵が付いたフレームがあり、試着してみると、とってもはちしゃんに似合ってる
本人も鏡を見てニコニコ
そんな感じでフレームは即決
レンズは、お店の方の配慮で、その場で仮のレンズを入れてもらえました
眼鏡が完成し、いよいよ装着。
「どう?よく見える?」と聞くと、
「見えない」と答えるはちしゃん…
…え?
「ほ…ほら、あそこに何て書いてある?」
ちょっと慌てながら、壁に貼ってある大きめの値札を指差すと、
「ろく…、いち…、に…。」
見えてんじゃん
(良かった…)
3歳の表現力では、見え方を言葉で伝えるのは難しいんでしょうね。
そんなこんなで、なんとか無事に眼鏡が出来ました
ねえ、はちしゃん。
メガネをかけて、見える景色が変わった?
今まではどんな風に見えていたのかな…
パパやママの顔も、あまり見えていなかったの?
もっと見える世界があるんだよ。
きっといつか、今まで見えなかったものも見えるようになるよ。
だから、メガネ頑張ろうね。