これって基本概念だよね。


ゲームの中で一番嫌いなのは

運ゲー


許せませんとも。
マジで許せませんとも。


ゲームにランダム性がある以上、絶対に運という要素は付きまとう。
どんなに鍛錬・情報収集・技術・経験を経ても、最終的にはゲームの女神が微笑むかどうか…
これは致し方ないのだろう。


しかしーーー
初めから運を前提に作られているゲームほどムカつくゲームはない。
そんなゲーム誰がやりますか?
だって、一生懸命がんばっても結局さー運で決着がつくのでしょう?
そんなのはやってられないのです。


麻雀というゲームがあります。
チャイナ4000年ではありませんが、これほどよく運と実力のバランスがとられた
ゲームにはなかなか出会えません。

なぜ、麻雀がよく出来ているか…
というと、『ハイリスク/ハイリターン・ローリスク/ローリターン』の概念が
徹底して作られているからなのです。


たとえばリーチという行為を考えて見ましょう。リーチをするということは役が1つあがるわけです。
(麻雀しない人はリーチをすると点がしないよりたくさんもらえると考えよう)
さらにリーチすることで、裏ドラを観ることができます。
もし、裏ドラがのることでさらに得点がアップするチャンスがあるのです。


しかし、リーチはいいことばかりではない。
リーチをすることで、自分の当たり牌以外のツモはすべて捨てることになります。
つまり、相手のポン・チーを阻止したり、他の人の当たり牌をうまく抱えて
上がりを阻止したりすることができなくなります。


つまり、リーチというのはボクシングでいうノーガード戦法に近いわけ。


その上、リーチを宣言することで、『自分はもうテンぱってます』ということを
すべての参加者に宣言することになります。

だから、リーチをしない=ダマテンよりもあがれる確立が当然下がります。
(一般的にあたり牌を他の参加者はださないようにするので)

このように「ハイリスクを背負う」ということは「ハイリターンを得るチャンス」であるわけですね。
逆にリーチをしなければ、裏ドラものらず、リーチ役もつかないので、
例えあがれたとしても、高得点にはなりにくい。


だから、自分のその場に置かれたシチュエーションでどちらを選択するか、
真剣に思考することになるわけです。


そして、もうひとつのすばらしい概念、
それが…

『最大のピンチは最大の逆転のチャンス』

麻雀をやっているとやっぱりツキというものがあります。


つまり、どんなにがんばって努力しても、やっぱり運という要素が絡んでくるのですね。


これって運ゲーじゃん?


そうです。麻雀は運ゲーです。


だが!!!
その運すらも自分のセンスとかそういったもので最高のチャンスに変えることができる!


例えば、流れやツキが悪い時にはなかなか何を仕掛けてもだめです。
それを逆手にとって、常識的な役と反対の位置にある役が存在します。
チャンタ(1,9,字牌で構成してあがる)・ジュンチャン(1,9牌で構成)
国士無双(すべての1,9,字牌が一枚ずつ そして、さらにそのいずれかもう一枚)


つまり、運が悪ければ悪いなりにあがる方法がある。
逆にいうと、運が悪いときこそ、これらの役は出来やすいのです。
そして、一度きまるとなかなかの高得点になることも多いのです。


このように考えるといかに麻雀が『運』という要素に重きを置きながらも
そのバランスを図ってつくられているか、よくわかります。

そんなこんなのことを考察してみる今日この頃です。