Keith Jarrett『The Mourning Of A Star』

1971,7,8

1971,7,9

1971,7,16

1971,8,23 (Atlantic)

Keith Jarrett (pf,ss,tenor recorder,steel-ds,congas)

Charlie Haden (ba,steel-ds)

Paul Motian (ds,steel-ds,congas)

1.Follow The Crooked Path (Thought It Be Longer)

2.Interlude No.3

3.Standing Outside

4.Everything That Lives Laments

5.Interlude No.1

6.Trust

7.All I Want

8.Traces Of You

9.The Mourning Of A Star

10.Interlude No.2

11.Sympathy

1971年夏の録音からトリオでの演奏を抜粋した3部作の第2弾。

フェードアウトで終わる楽曲が多いことからも、一発録りで残したような散漫な演奏が大半。

とは言え、今までのトリオの延長線上ながらもこの先アメリカン・カルテットへと進んでいく気配や、ECM作品での静の美学に通ずる要素が所々で感じられる。

これまでトリオで試みていたことを整理して、オーバーダビングも取り入れながらやりたいことを並べている。

良くも悪くも過渡期における統一感の希薄な小品集。