実銃のAK74はそれまでのAKMに代わり、1974年にソビエト軍に採用された5.45×39mmライフル弾を使用するアサルトライフルだ。AKとはアブトマット・カラシニコバの略で、開発者のミハイル・カラシニコフから由来している。AK47に使用される7.62×39mmライフル弾はパワーに優れるものの、すでに時代は小口径高速弾の流れであり、西側諸国で言えば、5.56mm×45ライフル弾を使用するM16アサルトライフルがすでにベトナム戦争で実用化されていた。