
そこのお惣菜コーナーにある唐揚げ串ってのが100円であるんだけど、超うまい!
今や、そのスーパーに行く目的の一つになりつつあるその存在だ。
先日も野菜をカゴに入れながら、徐々にそのコーナーに近づく。
斜め後ろに子供がいる事に気づいたが気にもとめずに進んでく。
だが海鮮コーナーを過ぎたあたり。
その子供が、なんとオレの横につけてきたのだ!
まさかと思い、目線を前に向けたそこには、ラスト一本の唐揚げ串!!!
「こいつ…もしかして…」
ハンパーセンスが反応した瞬間だった。
「…焦るな、落ち着け」
オレも男。
勝負に負けたくはない。
だが大人。
葛藤の中、同時に目的の場所につき手を伸ばしかけたが…
オレは”子供に唐揚げ串を譲る”という選択を選んだ。
例えこれからの運命を変えようとも。
未来は自分の手で変えるものなのだ!
あ、今日は買えたよ!