
専門の時、イラスト科みたいなトコ行ってたんだけど成績悪くてさ。1日も休まず行ったのに。…でも全部遅刻ってゆー(苦笑) 先生がつける点数は低かったけど、自分の目線だといつもクラスで2位か3位だった(笑) で、そん時からなんとなく”この中でこれで食ってけるヤツは数人だろうな”と感じてた(上から目線でゴメン、笑) みんな成績の為の絵を描いてるわけ。どういう絵を描けば点数がもらえるのかなんてわかってたけど、あえて違うのを描いてたわけ(ひねくれててゴメン、笑) メルヘンチックな絵(妖精とか虹とか登場しちゃう淡い感じ系)が好きな先生ばっかでさー。オレの絵に対して”黒を使い過ぎだ”とか”目がきつい”言ってくんの! そんなの知るか!(笑) そんなこんなで今現在。絵で食ってるヤツは他にいないっぽいんだよね、寂cyー! あんだけみんな成績優秀changだったのに! いくら絵がうまくてもさ、仕事にするってのは別だと思う。絵の成績が一番の人から順番に、絵の仕事に就けるってわけじゃないから助かった(笑)
ネットで見てるだけでも自分よりうまい人なんて何百人もいる。でもほとんどの人が仕事にはできてない世界だ。(音楽、服とかモノを作る仕事はそのへん似てると思う)周りには”絵で食っていきたい”って言ってる知り合いもいる。けどやる気を見せねーしダラダラやってるから、仕事を紹介してあげる気にならないんだよね。。。あからさまなくらいに目をギラギラさせて血の気を出したヤツが好き(笑)
オレは絵はうまくないけど、ラッキーな事にフットワークが軽すぎる性格&やる気&アイデアだけには自信があって、その勢いだけで仕事をこなしてる。せっかちで待ってられない性格だし。…恋に関しても(それはどーでもいいか、苦笑) 絵に限らずさ、日本人のほとんどの人間が”待ってる”タイプの人間じゃない??? みんなHPで「お仕事待ってます!!!」とか書いてるだけでさ。ちょっと図々しくフライング気味に動いたら、きっと仕事にありつけるのになぁ。例えばミュージシャンと仕事をしたいと考えてるとするじゃない。待っててもそんな理想的な仕事はなかなか来ないし、やっと来たと思ったらジャンルがレゲエってコトもあり得る(レゲエ超苦手) でも自分から動けば、好きなミュージシャンばっかに売り込める! 手っ取り早く有名になりたいのならチャートに入ってるようなミュージシャンの上から順番に売り込みゃいいと思う。 オレは規模よりも自分が好きな人ばっかりと仕事をしたかったから、頭使って動いたら全部理想的な形で仕事に繋がっちゃった。絵のレベルとかそんなのよりも、動く事のほうが大事だと感じた。たまたま「オレを使ってくれ!」って言ったのが自分だけだったから、仕事になったんだと思うもん。KERAの連載も同じでさ、ふと連載ってのをしたくなったのね。オレの絵と連載内容を考えた時、絶対KERAだなと思った。で、企画書作ってマネージャーと自信満々で行ったら、その場で”是非来月号から”ってなっちゃった(もちろん事務所のおかげでもあったけれど) なんだか動けば動くだけ広がる世界だと感じている。もちろん断られたり拒否られたコトもしばしば、でも全部ダメ元でやってるからそんなに凹む事もない。だからさ、勇気出して思いきって動いちまえと。人と違うやり方を発見すんのはすげー楽しいし、感動の連続だよ!
…ってゆーコトを今月号で言いたかったんだけど、オレの連載は1ページなので80%カットしてまとめた作品がこの「成績 is not all」。ストロマは今回で最終回だったんだけど、来月からは新連載「Hisacyのラクガキング」ってのが始まります(詳細は誌面、WEBのNEWSを見てね) みんなのお便りっぽいモノも織りまぜてくのでGANG×2送っておくれ♪ デザインは大幅に変わるけど、文章も同じように入れてくし、きっとストロマよりよくなるはず!お楽しみに。蛇!