キューブリック監督『恐怖と欲望』DVD/BDリリース
スタンリー・キューブリック監督の長編デビュー作
『恐怖と欲望』(1953年)のDVDとBlu-rayの北米リリースが決定しました。
発売元はKino Lorberで、10月23日発売予定。
↓こちらがジャケット画像。

『恐怖と欲望』は、キューブリック自身が作品の出来に納得できず
自ら上映用フィルムを回収して封印してしまった作品で、
これまで一度もビデオ化されたことがなく、
回収の手から逃れた唯一のフィルムを使った再上映も滅多なことではされず、
ファンの間でも長らく“幻の作品”と言われてきましたが、
製作から60年近くが経過した昨年、米TCMで初めてテレビ放送され、
ついに公式に解禁されたのでした。
私はそのTCMでの放送を録画したのを持ってまして、それで実際に本編を見ると、
確かにカットの繋げ方とかあんまり上手くなくて、全体的にすごく自主製作映画臭くて、
これでは封印したくなる気持ちも分かりますがw、
映画ファン、とりわけキューブリックファンならば一度は見ておくべき作品だと思います。
なお、TCMで放送されたものは唯一現存していたポジフィルムがマスターでして、
何しろ古いものなので、映像にはフィルム傷などが散見され、
音声も終始ヒスノイズが乗っかってましたが、
今度出るDVD/BDは近年になって発見されたネガフィルムからレストアしたものだそうです。
BDのみかも知れませんが、特典映像として『海の旅人たち』(1953年)も収録予定。
『海の旅人たち』は、とっくにDVDリリース済みですが、
あれだけをわざわざ買ってまで見たくねぇよ、という人には朗報ですね。
『恐怖と欲望』(1953年)のDVDとBlu-rayの北米リリースが決定しました。
発売元はKino Lorberで、10月23日発売予定。
↓こちらがジャケット画像。

『恐怖と欲望』は、キューブリック自身が作品の出来に納得できず
自ら上映用フィルムを回収して封印してしまった作品で、
これまで一度もビデオ化されたことがなく、
回収の手から逃れた唯一のフィルムを使った再上映も滅多なことではされず、
ファンの間でも長らく“幻の作品”と言われてきましたが、
製作から60年近くが経過した昨年、米TCMで初めてテレビ放送され、
ついに公式に解禁されたのでした。
私はそのTCMでの放送を録画したのを持ってまして、それで実際に本編を見ると、
確かにカットの繋げ方とかあんまり上手くなくて、全体的にすごく自主製作映画臭くて、
これでは封印したくなる気持ちも分かりますがw、
映画ファン、とりわけキューブリックファンならば一度は見ておくべき作品だと思います。
なお、TCMで放送されたものは唯一現存していたポジフィルムがマスターでして、
何しろ古いものなので、映像にはフィルム傷などが散見され、
音声も終始ヒスノイズが乗っかってましたが、
今度出るDVD/BDは近年になって発見されたネガフィルムからレストアしたものだそうです。
BDのみかも知れませんが、特典映像として『海の旅人たち』(1953年)も収録予定。
『海の旅人たち』は、とっくにDVDリリース済みですが、
あれだけをわざわざ買ってまで見たくねぇよ、という人には朗報ですね。