あけましておめでとうございます。 | HyperBorders

あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます!!
皆さんにとって年末、年始はどうでしたでしょうか??

これまで俺にとって心のどこかで引っかかっていた事の
清算がおこなわれたすばらしい時間になりました。

人間誰しも後悔や汚点などなど、
消し去りたい過去、思い出したくない過去、
その事が起こる前に戻りたい過去、
人生なんだからいろいろあると思う。

もちろん、人よりチャレンジし失敗している俺だから
そんなことはたくさんある。

そのようなことって、
過去の出来事として処理をし、
今後の人生の糧にする。

でもどうしても心残りというか、
処理できない事というか、
どこかその十字架?ひっかかり?
がとれないこともあると思う。

詳しい事は俺自身のことだから
言うつもりはないけれど、
おれの中で二つあったんだよね。

一つは高校時代。
地元を離れて10年も経ち高校時代の事だから、
正直同級生の顔と名前、キャラはあまり覚えていない。

正直今もそうだけど、
当時の俺は今以上に
目立ちたがり屋で、強がりで、見栄っ張りで、
一言で言えば色んな意味で尖っていた。

その振る舞いの結果、人に失望をあたえてしまった。

その結果に対し、この10年間、
申し訳ないっていう気持ちを持ちつつ、
自分が成長する事でその償いを行ってきたつもりだった。

でも自己成長で償ってきた気持ちだけど
本人達に直接その成長を見せる事ができなかったから、
どこか引っかかっていた。

それが年明けの某日。
たまたま実家に帰る時間ができ、
同窓会に参加する事ができ自身の中で
ケリをつける事ができた。

正直、高校時代の人たちのキャラや名前、顔なんかは
10年も会っていないのだからおぼろげな記憶で参加した上、
自身の十字架を背負っての参加だったから勇気はいったけどね。



もう一つは、社会人になって。
簡単にいえば『騙された』

とある人の借金の保証人になって
多額の借金を負う事になった。

当時の俺はそこそこ収入があって、
お金を紙切れ同然と思い、
そこに若さも伴い天狗になっていた。

そんなときって足下すくわれるんだよね。

公私ともに信頼していた
60代の男性が失踪。

必死に電話をした。
電話はつながるものの不在や
明らかに本人が電話に出たものの
第三者を装い『○○は死にました』の一遍ばり。

しかし保証人になったため
そのひとの借金はおれが返さなくては行けず
結構な額を一括で返済。

少々、高い授業料になったが
人生、お金について非常に大きな勉強になった。


当時の収入から生活する上で大きな痛手にはならなかったが、
精神的なショックは大きすぎた。


自分の中では、
その人は保証人になった額の価値しかない人。
俺がお金、人生をなめてたから受けた代償、勉強費用。
として処理をしたが精神にはおおきな傷となった。

心のどこかで傷を持ちながらも、
どこか気になっていた俺。

そんな思いでこれまでを過ごしてきたんだけど、
昨年末のある日、ふとその人の電話番号を思い出し、
かけてみようと思った。

コールが三回なったとき
その人は電話に出た。

しかも自分の名前を名乗って。

正直、怒りがこみ上げてきた。
でも同時にその人が自分の名を名のったことが嬉しかった。

こころ中では彼は死んだ人と処理をしていたから。
※それだけ彼の事を心配していた自分がいた。

俺が名を名のるとしばしの沈黙。
そして彼は開口一番。

『ごめんなさい』
『お金は必ず返します』

その後は連絡がとれなかった、
ありもしない言い訳をべらべら。

おれはそのお金の返済はもう必要としない。
あくまであのお金は俺の代償だし、授業料として
俺の中では納得をしていたから。

なによりもおれは時間をかけその辛さを乗り越え、
彼は自分の今存在している事を認めたのだから。

それで十分だ。


この年末年始に過去の清算をした。
そして心の鎖が弾けた。

おれは人を喜ばせ、人を幸せにすることにこれから尽力していく。
そんななかで生まれたhappyなお金や思い出、出会いは最高なものだと
その2度の失敗で知ったから。

こんな恥ずかしい体験を書こうとおもったのは
清算したことで本当の過去になったから。

asahi