泣きの涙が乾かぬうちではありますが、ドラマ的にも、びびの筋追い的にも、まだ懸案事項が残っていました。。。
WanとTulへの人間観察の行方ですね。
あの二人はBLに昇格できるのか?
最終回の段階で、こんな楽しみ方ってあり?(笑)
では、いつものご注意をば!
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
これは、Ep.012-2です。
前出部分を未読の方は、こちらからどうぞ
『Between Us』
~เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話
"Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品
【Ep.12-2】
~ホテル WinとTeamの部屋~
戻ってきた二人。
いまだ、すこし放心しているようなTeam。
Win「少し休め・・。夜には、下で夕食を食べよう。スタッフに言って、シーフードを用意させるから・・」
心配が顔に出まくってますが、それでも、穏やかに話すWinに、「ありがとう、Hia」とお礼を言うTeam。
Win「気づいてるか? 知り合ってから、お前、俺に感謝しっぱなしだぞ」
Team「でも、本当に感謝したいんだよ」
しかたないな・・と、苦笑するWin。
Win「いいから、少し休んだほうがいい。 目を押さえるための冷たいおしぼりでも持ってくるよ。そうすれば、目も腫れないだろう」
Team「・・うん」
わたしゃ、細やかな気遣いに、尊敬の念を抱き始めたよ!
そういうと、Teamをベッドに寝かせるWin。
涙の痕にふれ、
頭を撫でるWinを見上げるTeamの瞳が、親鳥を目で追ってしまう生まれたてのひよこみたい。
Win「おやすみ」
「はい・・」と小さく頷くTeam。
この安心感。。。
そして、私の好きな角度。
それぞれ、多くは語らないけれど、お互いを強く思いやり、一層、強く結びついた感のある二人。
部屋を出ていくWinの後ろ姿を見つめるTeamの口許に、微かに温かい微笑みが浮かぶ。
~ホテルのプールサイド~
一人、佇んでいるWan。
余談ですが、この光景が、リゾートの全容を絞り切るのに、大変ヒントになったのでございます。(笑)
Winがやってきました。
ちい兄ちゃん、本日、やること一杯。
ほっとけないのは、性分です。
Win「兄さんの人生から、あいつを遠ざけたのに、ちっとも幸せそうじゃないんだな」
Wan「Win! うるさいぞ」
Win「あいつ(Tul)のことを愛してるけど、口をつぐんだままだ」
おっ、だいぶ、気持ちの整理がついたのか、状況が見え始めたのかな。
Wan「知ってるだろ、俺が最も嫌うのは、嘘つきだって」
愛してることは否定しないんだ・・・(笑)
当然、嘘つきが嫌いなのは、よ~く知ってます。
それでも、兄の意固地さに、ため息をつくWin。
Win「でも、あいつだって、Hiaに嘘をつくつもりじゃなかった。」
急に、Tulの代弁をはじめたWin。
Wan「お前、俺の味方じゃなく、友達についたのか?」
Win「そういうわけじゃないよ。俺は、本当のことを言ってるだけだ。あいつから、全部聞いたよ。」
なるほどね。
TeamとWinの話を立ち聞きしたTulが、どうでるか、心配だったけど、一人で暴走せず、ちゃんとWinに相談したんだね。
Win「最初は、Hiaが誰なのか、ホントに知らなかったんだろ?」
Wan「でも、気づいたあとでも、俺に打ち明けないことを選んだんだ。ずっと、バカにしてたのさ。俺に会っても、ポーカーフェイスで・・・。ほんと、嘘をつくのがうまいよな」
ムキになればなるほど、ショックだったと言ってるようなものですけどね。
おそらく、変だな、と思っても、打ち消すくらい、Tulを信じてたからよね。
Win「だって、Hiaが自分で、あいつに会いたくないって言ったんだろ」
Wan「俺は、あいつがお前の友達だなんて、知らなかったから、そういったんだ。」
これを平行線と言います。
Win「あいつがウソをついたのは、Hiaのことを失いたくなかったからだ。考えてもみなよ、もし、Hiaが、あいつが誰か知ったら、アイツのこと、弟の友達以上に見れたのか?」
Wan「・・・今の状況とどう違うんだよ。今だって、俺、あいつのこと、必要だって感じてるけど、結果的には、もう一緒になんていられないよ」
この言葉を聞き出したかった・・って感じのWin。
Win「・・・つまり、Hiaは、あいつのことを友達以上に思ってるってこと、認めてるってことだ」
Wan「知るか! 俺は、あいつと話してると気分がいいだけなんだ。」
Win「だったら・・・機会があれば、また、アイツと話してやってくれないかな?」
ため息をつくWan。
Wan「そうしたくても、もう、あいつのこと、突き放しちゃったんだよ。今さら、戻ってこい、なんて、かっこ悪いこと言えるか。それに、俺は、アイツが本当はどんな奴なのか、知ってさえいないんだぞ」
兄ちゃん・・・。
ひねくれてるけど、いい奴だね。ぷぷぷ( ´艸`)
Win「知らないなら、知ればいいじゃん、Hia」
こともなげにいうWinに、そんな簡単にいくか!と思っていても、言い返す気力もなしです。
Win「こうしよう。もし、アイツがHiaのところに、話にきたら、ちゃんと優しく、話してやってくれないかな?」
Wan「しらないよ」
Win「どうなの、Hia?」
返答を迫るWin。
Wan「まず、向こうからだろ・・」
その時、スマホの画面を見せるWin。
画面は、Tulと通話中になってます(笑)
Wan「おい!!」
焦るお兄ちゃん。(笑)
その時、「P’Wan~~~」と大声が聞こえて、振り向くWanとWin。
ホテルの絶景鑑賞スポットに立ってるTul。
Tul「俺、許してほしくて、ここに来たんだ。P’Wan~~~」
手を振ってます。(笑)
思わず、微笑んじゃうWan。
意地っ張りが垣間見せる本音ほど、可愛いものはないよなぁ。
Tulも笑顔です。
そこに、大声を出してる不審者を、屈強なホテルスタッフが、捕まえに来ました(笑)
スタッフ「申し訳ありませんが、おとなしくしていただけませんか?」
言葉尻は丁寧ですが、グイグイ連れ去られようとするTul。
Tul「なんで、捕まえるの? 俺、ここのホテルのオーナーに謝りに来ただけなんですよ」
スタッフ「どうぞ、こちらへ・・」
Tul「P’Wan~~、助けてよぉ~~~、P’Wan~~~」
引っ張られていくTul。
完全に、コメディ仕立てになりましたね(笑)
改まって、悲痛な感じで謝りあったりするより、こっちのほうが面白いけどね。
急に、Winに向きなおるWan。
Wan「この裏切者! こんなことして、ただですむと思うなよ」
Win「どんなことするつもりなのかな? ん?」
一瞬、絶句するWan。
Wan「・・・とにかく、あっちをなんとかしたら、戻ってくるからな」
そりゃ、先に助けに行かないとね(笑)
ぷんすかしながら、立ち去るWan。
口ではなんのかんの言ってますが、本気の恋に向き合い始めた兄ちゃんを応援したかったWinの役目はここまでですね。
~客室~
Tul「わ~~、ホントに、ここ、Hiaのホテル?」
不審者から一転、VIP客だね。(笑)
Wan「知ってるくせに。俺の生活全部。なのに、なんで聞くんだよ」
Tul「P’Wan~~。俺が自分が誰かをあえて言わなかったのは、本当のことを知ったら、もう今までと同じように話しをしてくれないんじゃないかって、怖かったんだ」
Wan「だったら、いつまで、俺をだますつもりだったんだ? 俺が倒れなかったら、お前、俺が死ぬまで嘘をつくつもりだったのか?」
Tul「・・・そうかもね」
Wan「おい、Tul!!」
もう、Tulは秘密がなくなり、サバサバしたものです。
Tul「折をみて、話すつもりだったんですよ~。でも、もう、知られちゃったでしょ。だったら・・・もう、過去の話をするのはやめましょうよ」
Wan「お前から、ここに来たんじゃないか。今までのことを話さなかったら、一体、何のためにここにきたんだよ!」
こういう反応をしちゃうところが、生真面目なんですね、Hia Wanは・・・。
ため息をついちゃうTul。
Wanの手を取り、「僕たちの未来について・・話すために来たんです。P’と俺の未来についてね」と説明する。
Wan「お前、何言ってんだ?」
握っていた手を引っ張り、Wanを引き寄せると、頬にちっす。
Wan「お、お前、何した?」
Tul「ホームケームですよ」
それがなにか?
Hiaだって、知らないわけじゃあるまいし。。
くらいの 、ニュアンスでしょうか。
小馬鹿にされ、ぽ~んと、Tulの胸を突くWan。
Wan「お前、やりすぎだぞ」
そういうWanの声は、本気で怒ってません。
それに、内心、これからもっとすごいことするつもりだよ、Tulは。
それでも、ため息をつき、もう一度、今度は両手で、Wanの手を取るTul。
Tul「P'Wan。俺の未来になってくれませんか。」
え・・と、固まるWan。
Tul「P’に、俺の未来になってほしいんです」
Tulの真摯な告白に、そんなこと、言われても・・・なWan。
Wan「でも、俺は、ここに引っ越してきて、働かなきゃならないんだぞ。お前は、バンコクで、大学があるだろ。二つの違う街で・・」
急に、現実的なことを言い出し始めたのは、怖くなった裏返しの気持ちからだと思います。
Tul「バンコクとチョンブリ、そんなに遠くないですって。俺、会いに来ますよ。朝晩だって、運転して会いにこれますよ。」
Tulなら、ほんとにやりそうだよね(笑)
Wan「それに、俺は、お前より4つも年上なんだぞ」
Tul「全然、平気。俺、年寄り好きだし。」
今度は、さっきより、強めに、Tulの胸を突きました。
胸を押さえるTul。
Tul「お・・・P’Wan~。まだ、これからのことを話すこと、できないの? 俺、本当に、P’の安全地帯になりたいんだ。 話してくれることで、気持ちを楽にしたいし、俺も、P’と話して、気分良くいたい。T-Rexのことを信じてくれたときみたいにね。」
深いため息を吐きながら、視線を落とすWan。
そうね、この辺が落しどころですね。
Wan「やってみるよ」
Tul「やってみるって、何を?」
おまえ、言わせるか、それを・・・!
Wan「お前とつきあってみるってことだよ。どうせ、俺は、年寄りだからな。あれこれうるさいことは言いたくない。時間の無駄だからな」
これを減らず口と言います。(笑)
急に、動いたTulが、Wanをベッドに押しやり、腰掛けさせます。
あれこれ言ってるのは、時間の無駄なんでしょ?(笑)
Wanの上に乗ると、ちう攻撃開始です。
Wan「Tul・・・」
Tul「ずっと、こうしたかったんですよ」
嬉しくて、顔が歪んじゃうTul。
あの晩、絶望して泣いたことを思えば、こんなに幸せなことはありません。
あらあらあら~~~(笑)
数えませんよ、Kissの数なんて。。。(笑)
そうね、最終回だもんね。
Wan「やりすぎだ・・」
Tulを遠ざけようと、片手で押さえつつ・・・
しばらく、無言で見つめあう二人。
おっ、スイッチ、入った~~!
うっそ~~ん!👀‼️
Tulのシャツを脱がせにかかるWan。
え・・いいの?と、ちょっとだけ戸惑うTul。
あれよ、あれよと言う間に、シャツオフ!!(笑)
しかも、気付いたら、ベッドに反転させられました。
いや~ん、兄ちゃん、えらく積極的じゃん。
しかも、こんなシリアスな音楽までつけて盛り上げようとしちゃって・・・(苦笑)
それすらも、コメディ?
目を閉じて、うっとり~~なTul。
兄ちゃんの首の後ろのタトゥーが気になったけど、
「アヒル」の時ってどうだったっけ?
さすがに、首の後ろのことまでは、正直、覚えてません。。
あれだけ、お肌のケアにいそしんでたんで、少なくともドラマ上は、タトゥーを入れてるような設定ではなかったと思うんですけど。
ま、いっか。。。
ポップのことを考えると、いろいろややこしくなる気がしますので、この辺で一旦、切ります。
★【Ep.12-2】の雑感 ★
人のお世話をするというのが天職のように、きめ細やかな配慮をみせるWinさんが、本領発揮。
私がTeamの立場でもWinには感謝すると思うのよ。
ただ、感謝も、度が過ぎると、双方負担になるので、何事も適宜というのが肝心かなと思います。
そう言えば、脇カップルのうち、1組程度は、最後に一気に、トップスピードまで持ってくるのは、セオリーと言えばセオリーでしたね。
Winの力を借りたものの、Tulのメンタルは、のらりくらりしてても、こうと決めたらそう簡単には諦めなさそうだったし、兄ちゃんは、寂しいと海を見つめちゃうタイプだし、遅かれ早かれ、結果はこんな感じだったでしょう。
しかし、ここに来て、「お兄ちゃん、そっち?問題」が浮上するとは思わず。。。
そもそも、Tulのちゅうちゅう💋止まりだと思ってたし~。
ちょっと油断してました(笑)
そうは言っても、5分後、また、反転してたかもしれず。。(笑)
あの二人は、ダブル受けっぽい気がしてならないし、 ← I'm sorry. Because when I see them that way, I find their characters more interesting and funny.
それも面白い気もしますが、なるようになれです。
とりあえず、波長があったんでしょうね。← 安直なところに落ち着けようとしてるの、バレバレ。