そりゃ、私も春節(旧正月 ソルラル)を祝おうとしてたんです。
でもね、いろいろ急転直下で、気持ちが追いついていかないことがでてきちゃいまして。
「はぁ?・・・Build? Poiって、まさかあの? まじで?」
まぁまぁまぁまぁ。
とにかく、今はまず、こっちです。
ああ、1週間長かった!!
心して、はじめまする~~!
びびの土下座の採択や如何に?(笑)
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりという、ドラマ好きの発露です。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Between Us』
~เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話
"Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品
【Ep.11-1】
~ホテル内 野外レストラン~
部屋を出てきたあと、再び、先ほどまで宴会をしていたテーブルにやってきて、腰を下ろしたTeam。
目に一杯涙をためて、気持ちを落ち着けようとしていますが、すぐには無理です。
すぐに、追ってきたWin
ああ、よかった。
あのまま、部屋で泣いてたら、どうしようと思ったよ。
Team「Hia・・・」
慌てて、涙をぬぐうTeam。
Win「Team・・・」
Team「ごめん、Hia。今日、俺、そういう気分じゃなくてさ・・」
平気なそぶりを見せるTeam。
こんな涙いっぱいの目をして、なんでそんな無理するのよ。
Teamに、こんな悲しいことを言わせたのは、この人です。
顔面蒼白なWin。
魂も半分抜け出てるくらいの感じ?
とにかく、Teamの隣に腰を下ろすWin。
Win「俺のこと、怒ってるよな?」
Teamを傷つけたという自覚はあるようです。
Team「怒る? 俺がなんで、Hiaのこと、怒れるの? 俺みたいな奴に・・Hiaを怒る資格なんてないよ」
Win「Team・・・」
涙の滲んだ目で、まっすぐに、Winを見つめ、
すっと正面に顔を戻すTeam。
この話を続けても、どうにかなるわけでもない。
だから、さっきだって、部屋から出てきたんだから。
いつものように、すっと、自分をひっこめてしまう。
傍らのギターに視線をむけるTeam。
Team「Hiaの家で、ギターを見たの、思い出したよ。弾き方、知ってるの?」
Win「あれは、HiaWanのだ! ・・話題を変えようとするな」
この時のTeamの泣き笑いのような表情。。。
いろんなものから押しつぶされそうなのに、必死で耐えてて・・・。
さっき、部屋での、Winへの問いかけがピークだったのに。
今は、もうまともに向き合うことすら辛すぎるのに。
そんなギリギリのラインが、揺れる瞳に映っているようです。
半ば押し付けるように、少し強引に、Winに、ギターを渡すTeam。
Win「俺のために、弾いてみてよ」
心を決めたように、ギターを抱え、歌い始めるWin。
一言だって話す機会がなかった
君は突然現れて
僕の胸のど真ん中に居座ったんだ
一体 君は誰なんだ?
Winの顔についた、涙の流れるあとをじっと見ているTeam。
心がドキドキして ずっと震えてる
前には 全然 こんなふうになったりなんてなかったのに
だけど 君だから 揺れたんだ
目を閉じれば 君の姿が浮かんでくる
どうして こうなったのか
一体 なにが起きたのか わからないけど・・・
หรือเราเคยพบกัน - Boun Noppanut
Win「ただ、この人に会った直後に・・」
歌声ではなく、普通の話し声で、Teamに話しかけるWin。
まるで、今、歌っていた歌詞は、言葉の代わりだとでもいうように。
静かに、Winの言葉の続きを待っているTeam。
膝の上に、ギターを置くWin。
Win「この歌の意味、わかるか?」
泣きそうなTeam。
逆に、今、この場で、自分たちに関係ない歌を歌うとか、そんなのある?
それでも、Winの口からききたいTeam。
Team「たった今、歌った曲、それって、なにかを暗示しようとしてるの?」
Win「たった今、俺が訊ねただろ? お前、なんて答えるんだ?」
それなら、なぜ、さっきは答えてあげなかったの?
質問ばかりの応酬じゃ、物事は前には進まない。
しばらく、息を整え、ため息をついてから、ぐっと唇をかみしめるTeam。
ここのTeamの勇気と決意と決断に、胸を撃たれます。
でも、Teamもまた、告げよう、告げなきゃ・・って、思ってきた、その日が来たってことだよね。
Winに向きなおるTeam。
Team「Hia・・。俺が、Hiaに話したいことがあるって言ったの、覚えてる?」
Win「ああ」
Team「Hiaは、俺のことを特別だって言ってくれた。 俺に親切で、誰よりも俺のこと、大切に面倒をみてくれた。俺、うれしかったよ、Hia。すごく気分よかった。
でもね、俺、Hiaがしてる、いろんなこと全部、ずっと不思議だったんだ。
Hiaって、自分がどんな人なのか、本当にわかってる?」
Win「俺は・・・」
言いよどむWin。
Team「Hiaは、誰に対しても、親切だよね。誰がHiaに助けを求めても、いつだって、みんなのことを助けてくれる。でも、自分のことはどうなの? 誰かに助けを求めたことある?
俺、Viewの兄さんとしてのHiaを見てきた。P’Wanの弟として、それから、P’Deanにいつもアドバイスする友人としてもだ。Hiaは、家族のみんなから、すごく頼りにされてて・・・それに・・・俺にとっても、すごくいい兄貴で・・・。」
涙ぐみながら、精一杯、言葉を紡ぎ続けるTeam。
Team「俺に勉強を教えてくれた時だって、夜遅くまでつきあってくれた。だけど、Hia自身はどうなの? いつ、自分の勉強してたの? 俺が眠れなかった時だって、いつも、Hiaは俺を待っててくれた。俺が来るまで待ってたでしょ。夜中の1時や2時になっても、それでも、Hiaは待っててくれた。だったら一体、Hiaは、いつ寝てたの?」
Win「・・・・・・」
今までに、ここまで、Winのことを理解してくれた人、いた?
いなかったよね?
Team「Hiaは、とってもいい人だよ。いい人すぎて、俺、怖くなるんだ。特別だって思わせてくれるほど、怖くなるんだよ・・だって、みんなに対しても、こんな風に接しているからだよ」
話しているうちに、どんどん、気持ちが高ぶってくるTeam。
Win「・・・Team」
Team「怖いんだよ、Hia。それを考えるとずっと、怖くてたまらなかったんだ。」
すでに、号泣しながら訴えるTeam。
うつむくWinには、Teamが泣いて訴えている言葉の意味が、よく分かるはず。
Team「Hiaは、俺のこと、誰よりも知ってる。俺の好きなものも・・嫌いなものも・・。だけど、考えてみれば、俺なんて・・俺が覚えられたのは、Hiaのお気に入りのコーヒーの名前だけなんだよ」
とうとう、肩を震わせて、泣き崩れるTeam。
Win「俺、お前のためにしてきたようなこと、他の誰かのためにしたことなんて一度もない」
これもまた、Winからすれば、真実だし、何より、最初に、Teamが言った言葉は全部、TeamがWinを理解してなきゃ、出てくるはずがない言葉でしょう。
Team「・・・・・」
息を整えるTeam。
それは、これからも、俺のために、いろいろし続けるってことなの?
Team「Hiaが、こんなに頑張らなきゃならないなら・・・本当の自分を犠牲にしなきゃならないなら・・・」
首を横に振るTeam。
Team「もし、そうなら、俺、特別になんてなりたくない」
はぁ・・・・
このTeamの愛のカタチを、どう言語化して表現すればいいんだろうか。
Winは、この時、いろんな呪縛から、一旦リセットされて、解き放たれたのかもしれないよね。
たぶん、生まれて初めての感覚を味わってると思う。
Win「・・・・・」
Teamの言葉の底にある、自分への思いやりの気持ちを理解しつつも、Teamをこんなにまで、苦しめていたのか、と言葉もないWin。
Team「Hiaがさっき演奏した曲が、Hiaの気持ちを表しているなら・・俺の曲も聞いてみて」
もし今日 愛してると伝えなかったら
きっと耐えられなかっただろう
どれだけ この想いを自分の中に秘めてきたことか
時が経てばたつほど
他の人以上にもっと
特別な人になりたくて・・・
ここにいてもいいの?
君にとって 俺は何?
君に「愛」って言葉を使ってもいいのかな?
君のことが恋しいって言ってもいいのかな
ただ 毎日君に「愛」という言葉を使いたいんだ
ただ 毎日君に 愛してるって繰り返し伝えたい
そうしていいのか
どうか 教えて
อยากใช้คำว่ารัก (Original soundtrack from "Between Us เชือกป่าน ")
Team「ただ、言いたかった、ただ、伝えたかったんだよ、Hia。俺が愛してるってことを知ってほしくて・・Hia。もし、Hiaが始めたくないなら、俺が始める。Hiaが愛するのが怖いなら、俺からまず愛するよ。でも、もし、今言ったこと全部、Hiaがしてほしくなくても・・・それでも、まず、やってみてもいい? だって、俺、Hiaと一緒にいられなくなったら、もうどうしていいのかわからないから」
もう、双方、限界です。
Teamを抱き寄せるWin。
Win「もういい。もういいんだ、Team。ごめん、俺が悪かった、Team。お前を悩ませてごめん。お前を不安にさせてごめん」
Team「・・Hia」
Win「愛してるよ。 聞いてるか? お前のこと、愛してるって言ってるんだ。バカだな。こんなにも愛してるのに。お前は、ただ、誰かの特別ってだけじゃない。愛してるんだ。言うのが遅すぎたよな?」
ほんとにそうだよ!! ← 🙊
(私と違って)優しいTeamは、何度も首を横にふって、否定しました。
Team「俺も、愛してる。Hia」
目を閉じて、そっと、口づけを交わす二人。
しばらく、万感の思いで、Winを見つめながら、今度は、頷きながら、「うん」と答えるTeam。
嬉しそうに微笑み、再び、Teamを抱き寄せ、抱きしめるWin。
ここで、突然、Premの歌が、一節だけですが、割と大きめに入るので、ちょっとΣ(゚Д゚)します。
song:Prem Warut - คนคนนั้น (It's Always You)
ขอบคุณที่อยู่เคียงข้างฉัน ในวันที่ฉันไม่เหลือใคร
ขอบคุณทุกเสียงหัวเราะ ในวันที่ฉันยืนไม่ไหว
เพราะทุกวันที่ฉันมีเธอ โลกที่มืดก็พลันสดใส
แม้ทุกสิ่งทุกอย่างเปลี่ยนผันสักเท่าไหร่ แต่รักของฉันยังเหมือนเดิม
そばにいてくれてありがとう 誰ひとりいなかったときも
たくさんの笑いをありがとう 自分では立てないくらい辛かったときも
毎日あなたがいるだけで 暗かった世界が急に明るくなった
すべてが変わってしまっても 私の愛は変わらない
身体を離すと、涙をぬぐうTeam。
Win「赤んぼみたいに泣いてるな」
あなただって、更に、泣きはらして、もう収集つかなくなってますよ。
でも、そこがいいです。
それだから、いいです。
Team「ただ、泣くなっていえばいいだけなのに。。。(-_-メ)」
Win「で、俺たち、付き合うんだよな」
Team「そうだよ、わかってるってば!」
いとおしそうに、Teamの頭に手を置くWin。
実際、いとおしいんですけどね。
Win「・・お前、音痴だな」
Team「あ~、まるで、Hiaが歌がうまいみたいじゃん。べ~👅」
Win「俺が知る限り、お前よりはうまいと思うけどな」
Team「もうあっち行って!」
いつもの調子です。🤭
~WinTeamの部屋~
部屋に戻ってきました。
Teamの両肩に手を置くと、ベッドに静かに腰掛けさせるWin。
Winを見上げるTeam。
ゆっくりと、優しく、Teamのシャツを脱がせるTeam。
同じように、TeamがWinのシャツの裾に手をかけると、自ら、シャツを脱ぐWin。
そっと、Teamの首を支えながら、
ベッドに仰向けにさせるWin。
さっきのように、無造作に押し倒したりしません。
Win「今回は違うぞ」
Team「どんなふうに?」
びび:どんなふうに? °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°ワクテカ
Win「前は、俺たち、恋人同士じゃなかった。でも今は、本来の俺たちみたいにふるまってもいいんだ」
Team「どう違うのか、知りたいな」
びび:どう違うのか、知りたいな
それはそれはもう、甘い甘いキスから始まるのよ。
すると、くるんと、上になるTeam。
ここもまた、仕切り直すの?
Teamのほうからのキスを受け止め、
そして、身体を起こすWin。
額を合わせ、
Teamの背中に回した手に力を込めながらの
密着キス。
Winの背中の翼にTeamの手がかかってるの、最高!!
この翼、もう、片翼だけで飛ぶことはないんだね。
びび’s パーンアウトコレクション(笑)
★【Ep.11-1】の雑感 ★
ぶらぼ~~!!
ここで言わねば、いつ言うの?
いやぁ、Prem、すごすぎ。
とても茶々、入れられないし、訳しながら、一緒になって泣いてたよ。← この感じが好きで、続けられているようなものなのです。
ピンク字入れる必要ないくらい、感情も、表情も、それから間といい、呼吸といい、声の強弱や抑揚もすべて、Teamの、これまでの、Winと共に過ごしてきた日々の中で、たしかに辛かったけれど、辛いだけじゃない、ひたすら、Winを想い、自分の身の置き所に迷って、中身パンパンだったのが、わかりすぎるくらい、訴えてきてました。
もうね、セリフもよすぎて、Teamになりたい。
一度くらい、こんなことが言えていたら、人生変わっていたかも。
好きな人を楽にしてあげたいとか、自由にしてあげたいとか、そういう境地に立つと、人は、自分自身も、その人から、離れようとするのに、Teamは、離れられないっていうのよ。
Winがいないなんて考えられないって。。。
😭😭😭💦
ああ、だめだ。
感情移入の仕方が、どこか間違ってるかもしれません。
そして、このTeamの想いに、説得力を持たせたのは、もちろん、涙で、ぐっじゅぐじゅなWinの存在だったことは言うまでもありません。