ミスって、下書きに入れてました。
30分くらい、読めない状況だったかもしれません。
すみません。
では、いつものご注意をば!
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
これは、Ep.06-4です。
前出部分を未読の方は、こちらからどうぞ
『Between Us』
~เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話
"Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品
【Ep.6-4】
~バー~
カウンターには、TulとWanの姿のみ。
戻ってこないWinの様子を、しきりに気にしてるWan。
その時、スマホを手に取ったWanが、「あ・・」と声を上げる。
Wan「Winの奴、メッセージを送ってきた。もう家に帰る、だと。」
Tul「え? トイレに行っただけだと思ってたのに・・・」
Wan「俺もだよ。・・・じゃ、俺たちもそろそ・・・」
Tul「いやです!」
かぶせ気味に、拒否するTul。
え?と小首をかしげるWan。
Tul「あ・・ええっと、そのつまり・・あんなWinを今まで見たことがなかったんですよ、P’」
Wan「たしかにな・・。あいつ、誰か好きな人がいるのか?」
Tul「推測ですけど・・・たぶん、水泳部の子です。」
Wan「その子の顔が見てみたい。」
結構、真剣なWan。
Wan「本気で知りたいんだ、一体、どんな人間が、あいつの平常心を失わさせたることができたのか・・」
気持ちはわかる・・と、微笑んでしまうTul。
Tul「P’はどうなんですか? 家ではどんな風なんですか?」
それは、どういう意味だ?と顔をしかめるWan。
Tul「あ・・Winがよく、あなたのことを話してくれるんです。変な質問だったら、申し訳ありません」
頷いてみせるWan。
Wan「別になんでもない。普通だよ、仲が悪い父と息子なんて・・」
ここでは、その言葉に対して、頷くしかないよね。
Tul「時には、もし、気持ちになにかあったら、それを胸の中から、取り除いたほうがいいですよ、そのまま、一人で抱え込んでいても、なにもいいことなんてないです。誰か話せる人がいたら、試してみるのもいい手だと思いますよ。一人で全部を抱え込むより、全然、ましですから・・」
Wan「ありがとうな」
笑顔で頷くTul。
Wan「でも、俺には、もう話し相手がいるんだ。聞き上手で・・ちょっとお節介な奴が・・・」
咳払いするTul。
Tul「ん~、じゃ・・その人と話をするのは好きですか?」
Wan「ああ、でも実際に会ったことがないから、ちょっと変な感じだけど。俺たちは、お互いのことを直接しらないんだ。でも、それがいいんだ。彼には、ほとんど、すべてを話せるからね」
自分のことを言われて、面映ゆいTul。
Wan「俺が、彼に話したことのいくつかは、ただ、聞いてくれるだけでよくって、聞いたからって、別に解決してほしいとか、そんなふうに思ったわけじゃないんだ。でも、聞いてくれる誰かがいるっていうのはいいことだよな」
お兄ちゃん、気づいてますか?
たしかに、具体的なことは話していませんが、ほとんど、初対面に近いTulに対しても、結構、心のうちを話してますよ。(笑)
その言葉が嬉しくて、頷くTul。
Tul「それで・・P’は、その彼と直接会ってみたいって思ったことはありますか?」
それとなく、探りを入れるTul。
少し、考えてから、「いや」と、はっきり答えるWan。
少しがっかりするTul。
Wan「直接、会いたくはない。今でも、俺たちはもう、完璧な関係なんだよ」
Tulはそうは思えないみたいです。
明らかに、テンション駄々下がり。
Tul「はい・・じゃあ、帰りましょうか? 遅くなってきたし・・」
Wan「そうだな・・ 会計、お願いします」
~Teamの部屋~
一人、眠っているTeam。
また、子供の頃の、プールでの出来事が夢にあらわれ、うなされ始める。
女性「なぜ、うちの子を殺したのよ!! なんで、Tonが死ななきゃならないのよ!!」
半狂乱になって、叫ぶ女性。
タオルにくるまれ、青い顔をしているTeamを抱きしめながら、辛そうにその様子を見ているTeamの母親(推定)。
Tonの母親(推定)「Ton~~!!」
悲鳴のような絶叫をあげ、Tonを抱きしめているTonの母親。
ハッと目を覚ますTeam。
え~~~? P’Tonは、実のお兄ちゃんじゃなかったの?
~Winの自宅~
なぜか、連れ立って、家の中に入ってきたWanと、Tul。。
あれ、Tulったら、ついてきちゃったの?
Tul「すみません、こんなこと、P’に頼まなきゃならなくなって・・・。俺、カードキーを持ってくるの、忘れたのかも。Winの奴もどこに行ったかわからないし・・・。迎えに来るように電話しようとしたんですけど、留守電になってしまって・・・」
Wan「別にいいよ。」
Tul「もし、P’が寮まで送ってくれていなかったら、俺、今夜、どこで寝る羽目になってたか、わからないですよ」
Wan「あいつの代わりに、Winの部屋で寝るか? お手伝いさんに言えば、鍵をもらえるけど・・・」
Tul「それは平気です。ソファで十分です」
リビングのソファを指さすTul。
Tul「もう遅いです。メイドさんたちだって、もうみんな寝てるはずですよ。」
Wan「だが、もし、君がこんなところで寝てたら、起きたときには、噛みつかれてるかもな」
Tul「え?」
Wan「蚊だよ。」
笑い出すTul。
Wan「我が家はいつも、こうして、戸を開けっ放しにするんだ。君は、ここで、寝ることなんて、出来ないよ。蚊が多すぎるんだ」
へぇ、そういうこともあるのね。
Tul「P’も面白い人ですね?」
Wan「君が気にしなければ、俺の部屋で寝ればい・・」
Tul「気にしません!」
Wanが言い終える前に、自分の言いたいことを食い気味にかぶせる・・っていうのが、ツボなのね。
あ・・失敗した~と一々、落ち込むTul。
Wan「じゃ、上の部屋に行こう。 もう遅い。」
~Wanの部屋~
ここも広いねぇ(笑)
部屋に入ってきたWan。
Wan「たぶん、メイドが全部、毛布を洗濯しちゃったみたいだな」
いや、そんなはずはないよ(笑)
しまってるあるところをあなたが知らないだけですよ、お坊ちゃま。
でも、一応、探しにいってくれたのね。
Tul「平気です。 もうすぐ、夜もあけるし・・ここで、クッションを抱えてれば、それだけでも十分、暖かくなります」
一応、遠慮するTul。
Wan「よかったら、こっちのベッドで寝・・」
Tul「いいんですか!!」
ほらね、このパターンね。(笑)
実際、ずっとゲームの中とは言え、時間をともに過ごして、対話もして・・っていう生活を長く続けていたわけだから、関心や好奇心以上の気持ちを持ち始めても無理はないかもしれないけど、どうなんだろう。
Tul「あ・・P’の睡眠の邪魔をしたくないですし・・」
Wan「そういうなら・・・」
次の瞬間には、さささ~~と、ベッドに移動し、ちゃっかり布団に入るTul。
Wanの寝る場所を手で、ぽんぽん。
Wan「なんなんだ?」← なんだ、おまえ・・のニュアンスですよね。(笑)
Tul「P’のベッドは、と~ても快適ですね」
もうそれ以上、なにも言えないWan。
快適も快適、見た感じ、Winの部屋より、部屋もベッドもグレード高いそうだもん。
結局、ベッドに入り、背もたれに身体を預け、ゲームを始めようとするWan。
Tul「・・これから、ゲームするんですか?P’?」
Wan「ああ、先に寝ていいよ」
まずいことになりました。
相手の自分は、ここにいます。
すぐに手を止めるWan。
Tul「どうかしたんですか?」
Wan「T-Rexは、俺を捨てやがった。つなげてない」
うん、ここにいるからね。
Tul「機嫌悪いですね。その人がいなくて、寂しいんですね、P’?」
Wan「ああ、毎日、一緒にゲームしてるからな。こうして、ゲーム上で、つながってないと、なんだか、変な気分だよ」
Tul「その人は・・・P’にとって、とても重要な人みたいです」
なんとか、認めさせ、言質を取りたいTul。
Wan「ああ、そうだな。」
ちょっと、嬉しそうに、頷くTul。
Tul「もう遅いですよ。彼のこと、待っていないで、明日、話をしてみたらどうですか?」
Wan「・・・ああ、そうするよ、文句言ってやる」
Tul「はい、そうしてください。俺もそれがいいです」
口が滑りました。
Wan「なんだって?」
Tul「なんでもないですよ、P’ 。おやすみなさい」
背を向けてしまうTul。
なんか、変だな、と思うものの、仕方なく、眼鏡を外すWan。
様子を伺いつつ、なんどか、目が合っちゃう二人。
寝返り打っただけかと思ったら、Tulに腕を伸ばすように、抱き着いて、寝ちゃったよ。
っていうか、Wanってば寝付くの、はやすぎじゃない?(笑)
俗にいう「おやすみ3秒の人」じゃん。
はたして、これは、恋なのか?
4
~Winの部屋の前~
いつものように、枕と横炊きクッションを抱えて、ペタペタ、歩いてきたTeam。
ドアを開けようとして、鍵がかかっているのに気づく。
Team「Hia・・・」
コンコンコン・・とノックするTeam。
反応なし。
Team「Hia・・・」
コンコンコン。
Team「Hia、いるの?」
コンコン。
Team「Hia・・・」
繰り返すTeam。
完全にいないんだ、と把握したTeam。
「どこいったのかな?」と小さく呟き、廊下の周囲を見回してみる。
夜中に誰か通るわけもなく・・・。
仕方なく、ドアの前にしゃがみ込むTeam。
クッションと自分の膝を抱えて、所在なさげに座るTeamを見てると、ぎゅんと心臓が掴まれる感じ。
え~~、ここで終わりなの?
あれ、戻ってきたWinが抱きしめて、ごめんって言うんじゃなかったの?
ええ、完全に、予告に毒された女です。。。
さて、気分を変えましょう。
【SIDE STORY】
YenYenのコマーシャルです。
「乾杯!!」
「さ、ググっとあけて、あけて」
「うわ~」
「すげぇな」
ABCプラスTeamの四人組です。
あれ、Teamだけ、YenTenを飲んでるのに気づいたAが、Seaに肘鉄で教える。
Team「ああ、うまい」
A「なぁ、一緒に来たのに、なんで、俺たちと一緒に飲まないんだ?」
Team「だって、これ、おいしいんだよ。そんな苦いのより、よっぽどおいしいよ」
B「いつも、お前だって、飲んでるじゃん」
C「ああ」
A「そうだよ」
B「どうかしたのか?」
少し決まり悪そうなTeam。
Team「別になにもないよ。ただ、前に、ある人と約束したんだよ」
C「どんな約束?」
Team「別に知らなくてもいいんだよ。お前たちと飲むと、いつもへべれけによっぱららうからさ、彼に心配かけちゃうんだよ」
「彼」に反応するABC。
A「彼って誰?」
B「誰? どの人?」
そりゃ、つっこまれるべ。(笑)
「いいから、飲めよ」と話を逸らすTeam。
え~と不満顔な三人。
Team「さっさと飲めよ。俺が、お前らを送っていくんだから」
「なんか突然、俺たちを叱り始めたぞ」
「うん、なんなんだ、一体」
その時、背後から、ツカツカと足音が聞こえ、Winが現れたかと思ったら、いきなり、Teamの頬にキスするWin。
一瞬ですけど、結構、手に力こもってます(笑)
Teamもほっぺが、むにゅってなってます。🤭
A
B
C
Team「Hia! なにしてんの!!(焦)」
Win「いい子ちゃんへのご褒美だよ」
固まるABC。
「Hia・・・」と、Winを払いのけようとしますが、ガチです(笑)
ちらっと、ABCを見るWinの堂々たる強気視線たるや(笑)
こいつ、もらってくけど、いいよな?
ABC、すでに硬直。
返事どころの騒ぎじゃありません。
収集つきません。
慌てて、ABCに「お前ら、俺、帰るからな・・。またな」と宣言するTeam。
Winをつかみながら、
「自分がなにしたか、わかってんの!」と怒りながら、恋人たち退場。(笑)
覚醒したBee。
B「俺、両方の眼球で、目撃しちゃった」
C「嵐のように駆け抜けてったよな・・」
A「Teamが誰のことを言ってたか、今ならわかる」
震えが止まらないBee。
B「いいから、飲もうぜ」
A「もう酔ってるよ。俺、もう、すげぇ、酔っぱらってる・・・」
ちゃんちゃん。
これは、ちょっと先の未来?(笑)
この6話の段階で、見せてよかったのか、と言えば、どうなんだろうか。
時空を超えた【SIDE STORY】なので、ま、いいんじゃないかな。
しかし、三人の反応・・・、今まで、WinとTeamのこと、微塵も気づいてなかったのかな?(笑)
★【Ep.6-4】の雑感 ★
最後、【SIDE STORY】が、全部、さらっていきました!
最の高!
Winは、近くで、Teamが、ABCに言ってたことを聞いてたの?
嬉しくて、ちうせずにはいられなかったってヤツ?
Beeの反応が、一番顕著だったのは、「恋してる」ホルモンのせいなのかな?\(^^)/
WanとTulも、歩を進めて来ましたね。
リアルな世界での、Tulの、ちょっと人をくったような面は誤解されやすいかもしれないけど、Wanの相談相手になってるTulは、わりと、まともな感じだし、これもギャップ?
Wanにお近づきになりたいオーラが出まくってる。
あれ、夫クラブじゃないのかも?😅
ラストのTeamが、ノックしても応答のない部屋から、諦めずに、座り込んじゃうところで、じわりました😢
Winが、バーのトイレで、Teamの着信を確認して、兄やTulのところに戻る時間も惜しんで、急ぎ、寮に向かった! って流れじゃなきゃ、日曜日、文句言います!(笑)